XnViewで大量のデジカメ写真を管理する

　XnViewは、エクスプローラ形式のGUIを備えた画像ビュアーでありながら、編集機能も充実している。
　対応画像形式は400種以上で、JPEGやTIFFなどの一般形式はもちろん、各メーカーのデジタルカメラのRAWデータにも対応している。
　編集機能としては、トリミングとリサイズ、明るさ/コントラストの調整、赤目修正、などが用意されている。

XnViewのインストール

　XnViewは外国製のソフトだが、日本語インターフェイスに対応している。インストールはウィザード形式なので、メッセージに沿って操作をする。

ソフト名	XnView
入手先	http://www.xnview.com/en/xnview/
作者	Gougelet Pieerre-e

図1．上記、入手先のURLをクリックすると、下記画面が表示されるので、For Desktopsの「XnView」をクリックする(�@)。

図2．ダウンロードした実行形式ファイルをダブルクリックする(�@)とインストールが始まる。ウィザード画面が表示されるので、メッセージに沿って操作をする。途中、下記の画面で、言語を日本語に選択して、「OK」をクリックする(�A�B)。インストールが終わるとデスクトップにアイコンが表示される(�C)。

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XnViewの画面

　XnViewの画面は、「ブラウザ」と「ビューア」の２つの画面がある。

ブラウザ画面

　ブラウザ画面は、３つの画面構成となっている。左画面は、フォルダツリーで、フォルダを選択する。 右画面は、サムネイル「画面で、選択したフォルダの内容が一覧表示される。右下画面は、プレビュー画面で、サムネイルを選択すると表示される。

図3．ブラウザ画面で、フォルダツリー(�@)、サムネイル表示(�A)、プレビュー画面(�B)で、３つの画面で構成されている。 フォルダーツリーで選択したフォルダの内容が右側にサムネイルで一覧表示される。サムネイルで選択したファイルが、右下にプレビューされる。

ブラウザ画面をカスタマイズする

　サムネイル表示画面で、サムネイルを多く表示できるようにして、見やすくするために、次の設定を変更する。
　●ブラウザ画面のレイアウト ●サムネイル画像の大きさ ●サムネイルの間隔。●背景色

●ブラウザ画面のレイアウトの変更

　右下のプレビュー画面を左のフォルダツリーの下に表示し、右側はサムネイルだけの表示になるようにレイアウトを変更する。

図4．「表示」メニューの「レイアウト」選択して(�@�A)、上から3番目をクリックする(�B)。

●サムネイル画像の大きさを設定する

　サムネイル画像の大きさは初期値で、92X96ドットとなっているが、若干小さいので、128X96ドットに変更する。縦横を自由に設定したい場合は、図6をご覧ください。

図5．「表示」メニューの「サムネイルサイズ」を選択して（�@�A）、「128x96」をクリックする(�B)。

図6．縦横自由に設定したい場合は、「ツール」メニューの「オプション」をクリックする(�@�A)。

図7．左画面のブラウザの「サムネイル」を選択して(�@)、右画面の「外観」タブをクリックする(�A)。外観欄の「大型サムネイルを使用」にチェックを入れる。そして、幅、高さを設定して(�B)、「OK」をクリックする(�C)。

●サムネイル画像の間隔を設定する

　サムネイル画像の間隔の設定は、図6、図7で、「ツール」メニューの「オプション」、ブラウザの「サムネイル」を選択して、「外観」タブをクリックするところまで同じです。「外観」タブ画面で、図8の�Bの部分を設定する。

図8．「オプション」画面で、ブラウザの「サムネイル」を選択して、「外観」タブをクリックする(�@�A)。そして、�Bの部分を設定する。 ●「スペース」を小さくする(�Cの部分で設定する）。●「影の使用」のチェックを外す。●「フラットスタイル」にチェックを入れる。最後に「OK」をクリックする(�D)。

●背景の色を設定する

　サムネイル表示画面の背景色は、初期値では「白」です。画像を見やすくするために背景色を変える。

図9．図8の�@�Aの操作までは同じです。「背景色」にチェックを入れて(�@)、右にある□をクリックすると(�A)、「色の設定」画面が表示されるので(�B)、任意の色を選択して、「OK」をクリックする(�C)。「オプション」画面に戻るので、「OK」をクリックする(�D)。

●カスタマイズしたブラウザの画面

図10．下図がカスタマイズした出来上がりのブラウザ画面です。

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