パソコン三昧 やさしい講座 〜第105回 PDF作成ソフトCubePDF〜

PDF作成ソフトCubePDF

 Office 2007以降からは、PDF形式変換機能はあるが、以前Officeにはない。また、変換機能を持つブラウザはあるが、Internet Explorerにはない。古いOfficeやWeb上の記事をPDF化したい場合は、このソフトをインストールすると、印刷できるものならなんでもPDF形式ファイルに変換できる。
 このソフトの特徴は、日本製であること。日本語にしっかりと対応するだけでなく、仕上がるPDFの品質も高い。

CubePDFのインストール

●キューブ・ピーディーエフの配布先

ソフト名 CubePDF
配布先 http://www.cube-soft.jp/cubepdf/
作者 CubeSoft          OS 8/7/Vista/XP

●ダウンロード&インストール

図1. 上記配布先のURLをクリックして、表示されたページの「無料ダウンロード」をクリックする(@)。64bit版は「64bitはこちらから」をクリックする(A)。Bは、ダウンロードしたファイル。Bのファイルをダブルクリックすると、「CubePDFセットアップウィザードの開始」画面が表示されるので、指示通りに操作をして、インストールを完了させる。
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PDFの作成方法

 文書を印刷する手順でPDFを作成する。「印刷」画面で、「プリンターの選択」欄で、「CubePDF」を選択すればいい。ここでは、WebページをPDF形式ファイルにするで、話を進める。

図2. 例えば、「Yahoo! JAPAN」のホームページを開いて、「ファイル」メニューの「印刷」をクリックする(@A)。
図3. 「印刷」画面で、「全般」タブで、「プリンターの選択」で、「CubePDF」を選択して(@)、「印刷」をクリックする。ファイルの保存場所とファイル名を確認して、「保存」をクリックする(A)。
「CubePDF」のインストールが成功してない場合は、「プリンター選択」欄に「CubePDF」が表示されない。
図4. 少し時間がかかって、下記画面が表示される。「一般」タブで、「出力ファイル」を指定する(@)。初期値は、「デスクトップ」になっている。「変換」をクリックする(A)。
図5. デスクトップにPDFファイルが生成される(@)。
PDFファイルを開く(A)。
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必要な部分だけをPDF化する

 全部のページではなく、必要な部分だけをPDF化する。

図6. 必要な部分だけドラッグして(@)、「ファイル」メニューの「印刷」をクリックする。「印刷」画面で、「CubePDF」を選択して(A)、「ページ範囲」欄で、「選択した部分」を選択して(B)、「印刷」をクリックする(C)。
図7. 選択した部分だけがPDFファイルになった。

必要なページだけをPDF化する

 「印刷」画面でページを指定すれば、必要なページだけをPDF化できる。

図8. 「印刷」画面で、「CubePDF」を選択して(@)、「ページ範囲」欄で、「ページ指定の枠の中」に「1,3,5-7,9」と入力して(A)、「印刷」をクリックする(B)。1,3,5,6,7,9ページがPDF化される。

PDFファイルの容量を小さくする

 たくさんな画像を貼り付けた文書をPDF化すると、その分ファイル容量が大きくなる。メールなどに添付する場合は、容量を小さくしよう。

図9. 「CubPDF」画面で、「詳細設定」タブの「オプション」欄の「画像をJPEG形式に圧縮」にチェックを付けて(@)、「変換」をクリックする(A)。
圧縮しないで作成したPDFだと、画像をきれいに印刷できる。
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このページは、下記の書庫を参照しました。
 日経PC21 発行 日経BP社  (2013.7 P58-63)

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