パソコン三昧 やさしい講座 〜第109回 USBメモリで、トラブル対策ツールを持ち歩く〜

USBメモリで、トラブル対策ツールを持ち歩く

 パソコンの調子がおかしくなったとき、先ずは現状を把握することです。次のツールを使って、パソコの状況を素早く把握する。

  1. パソコンの情報を自動収集する
     ・Speccy - Portable
  2. HDDの健康状態をチェックする
     ・CrystalDiskInfo
     ・CrystalDiskInfo Portable
  3. Wi-Fiの電波状況を調べる
     ・Homedale

パソコンの情報を自動収集する

 Speccy - Portableソフトを起動すると、必要な情報を集め、CPU、メモリー、ストレージ、ネットワークなどの項目ごとに 結果を表示してくれる。
 例えば「オペレーティングシステム」では、ユーザーアカウントコントロール(UAC)の 設定やウィンドウズアップデートの状況など、セキュリティに関する項目をまとめて確認できる。かなりの情報を収集してくれる。

Speccy - Portableのインストール

  WebサイトからZIP形式の圧縮ファイルをダウンロードして、解凍したフォルダをUSBメモリにコピーする。

●スペッキィ・ポータブルの配布先

ソフト名 Speccy - Portable
配布先 http://www.piriform.com/speccy/builds/
提供 Piriform          OS 8/7/Vista

●ダウンロード&解凍、USBメモリにコピーする

図1.上記の配布先のURLをクリックすると、下記画面が表示されるので、「Speccy - Portble」の「Download」をクリックする(@)。
図2.ダウンロードしたZIP形式ファイルを解凍する(@A)。解凍したフォルダをUSBメモリ内のフォルダにコピーする(B)。
図3.USBメモリにコピーしたフォルダを開くと、1つのフォルダと5つのファイルが生成されている(@A)。
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日本語が表示できるようにする

 Speccy - Portableには、2つの実行ファイルがある。ウィンドウズ32ビット版は、Speccy.exeを64ビト版は、 Speccy64.exeを実行する。
 ここでは、Speccy64.exeを実行するして、 日本語が表示できるようにする。
図4.USBメモリに保存したフォルダの中から実行形式ファイル「Speccy64.exe」をダブルクリックする(@)。表示された画面の「View」タブの「Options」を選択する(AB)。
図5.「Option」画面で、「General」タブのLunguageの枠の右にある「▼」ボタンをクリックして、「Japanise」を選択する(C〜E)。
図6.Lunguaの枠で、「Japanise」を選択した時点で日本語に表示される。「OK」を押す(F)。
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パソコンの基本情報をまとめてチェックする

 ソフトを起動すると必要な情報を収集して、10種類の項目の分類されている。各項目を選択すると、右側画面に詳細なデータが表示される。
図7.ソフトを起動すると必要な情報の収集が始まる。左画面に10種類の項目が表示される。
 例えば、「オペレーティングシステム」を選択すると、右側画面に詳細なデータが表示される。
 パソコンの状態を調べるのに面倒な情報がまとめて見られます。
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このページは、下記の書庫を参照しました。
 パソコン雑誌「日経PC21」 発行 日経BP社(2014.9 P79)

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