パソコン三昧 やさしい講座 〜第109回 USBメモリで、トラブル対策ツールを持ち歩く〜

USBメモリで、トラブル対策ツールを持ち歩く

 このページは、次のアプリを記載しています。
HDDの健康状態をチェックする
 ・CrystalDiskInfo
 ・CrystalDiskInfo Portable
Wi-Fiの電波状況を調べる
 ・Homedale

HDDの健康状態をチェックする

 Windowsの起動や処理が突然遅くなった場合は、HDDが故障する前兆化も知れない。「CrystalDiskInfo」または、「CrystalDiskInfo Portable」アプリで診断しょう。HDDのデータを集めた「S・M・A・R・T」(スマート)情報からHDDの健康状態を分析し、「正常」「注意」「異常」のいずれかの診断をしてくれる。

CrystalDiskInfo

アプリのインストール

  WebサイトからZIP形式の圧縮ファイルをダウンロードして、解凍したフォルダをUSBメモリにコピーする。

●クリスタル・ディスク・インフォの配布先

ソフト名 CrystalDiskInfo
配布先 http:///crystalmark.info/
提供 ひよひよ氏        OS 8.1/7/Vista

●ダウンロード&解凍、USBメモリにコピーする

図1.上記の配布先のURLをクリックすると、下記画面が表示されるので、「通常版のポータブル(zip)の2.5MB」をクリックする(@)。
図2.ダウンロードしたZIP形式ファイルを解凍する(@A)。解凍したフォルダをUSBメモリ内のフォルダにコピーする(B)。
図3.USBメモリにコピーしたフォルダを開くと、2つのフォルダと1つのファイルが生成されている(@A)。
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ソフトを起動する

 ソフトを起動するだけで「正常」「注意」「異常」のいずれかで、HDD/SSDの健康状態が表示される。
図4.USBメモリに保存したフォルダの中から実行形式ファイル「DiskInfo.exe」をダブルクリックで実行すると(@)、「正常」「注意」「異常」のいずれかで。HDD/SSDRの健康状態が表示される(A)。
 CrystalDiskInfo の記載は、これで終わりです。
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CrystalDiskInfo Portable

アプリののインストール

  WebサイトからEXE形式のファイルをダウンロードして、USBメモリにインストールする。

●クリスタル ディスク インフォ・ポータブルの配布先

    
ソフト名 CrystalDiskInfo Portable
配布先 https://portableapps.com/apps/utilites/
crystaldiskinfo_portable
提供 hiyohiyo &
 PortableApps.com       
OS 10/8.1/7

●ダウンロード&USBメモリにインストールする

図1.上記の配布先のURLをクリックすると、下記画面が表示されるので、「Download x.x.x」をクリックする(@)。
図2.ダウンロードした実行形式ファイルをダブルクリックする(@)。「language select」画面で「日本語」を確認して「OK」をクリックする(AB)。「インストール先フォルダ」画面で、USBメモリ内のフォルダを指定して「インストール」をクリックする(C)。「インストール完了」画面で「完了」をクリックする(D)。これでインストールは終わりです。
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日本語に設定する

図3.USBメモリにインストールしたフォルダーを開いて「実行形式」ファイルをダブルクリックしてアプリを起動する(@A)。「Languge」メニューから「A-N」を選び、表示される言語の一覧から「日本語」を選択すると、日本語化できる(B〜D)。
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HDDの健康状態を表示する

図4.複数のHDDを搭載している場合は、確認したいドライブを選択する(@)。正常に動作している場合は、健康状態で青色で「正常」と表示される。この部分が黄色の「注意」ならば不良セクターの代替処理が発生している。赤色の場合の「異常」なら「S.M.A.R.T.(スマート)」で異常値が検出されている。急いで大事なファイルをバックアップしよう(A)。問題が発生すると、黄色や赤色に代わる(B)。
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異常が起きたらメールを送信する

 自動で検知した情報をメールで自分宛てに送信することができるようです。初期状態では、Gmailを使う設定になっている。実際に実行していないが手順を記載します。
図5.「機能」メニューで「通知機能」を選択して、「メール通知」を選択する。次に同じ手順で、今度は「メール設定」を選ぶ(@~C)。「Mail Settings」画面が開くので、自分のメールアドレスを入力する(D)。gmailのメールアドレスを入力する(EF)。パスワードを入力する(G)。件名と本文を入力する(HI)。「Test Mail」ボタンを押して、メールが届くか確認する(J)。無事届いたら「OK」ボタンをクリックする(K)。

Googleの2段階認証

 「Googleの2段階認証」は、よく理解できていないが記述して置く。
図6.Googleの2段階認証などを使っていてGメールが届かない場合は、グーグルにログインして「アカウント情報」(https://myaccount.google.com/)のメニューから「ログインとセキュリティ」を選択して、「Googleへのログイン」の項目から「アプリパスワード」を選ぶ。それぞれの項目を「メール」「Windowsパソコン」にして「生成」ボタンを押し(@~B)、生成されるパスワードを図5の(G)の「Password」欄に入力する。
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パソコン常駐させる

 ソフトを常駐させればHDDの健康状態を常に監視できる。使用しているメモリーに余裕があれば設定しておくといいでしょう。
図7.「機能」メニューで「常駐」を選択する(@A)。タスクバーに「アイコン」が表示される(B)。同じ操作をすると、タスクバーから「アイコン」が消える。
 CrystalDiskInfo Portable の記載は、これで終わりです。
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Wi-Fiの電波状況を調べる

 Wi-Fiによるインターネットへの接続が不安定なときは、Homedale ソフトで電波状況を確認しよう。英語版のソフトだが、英語がわからなくても問題ない。ソフトを起動してアクセスポイントの画面を開くと、電波が届いているアクセスポイントが一覧表示される。電波の強さは色で分類される。緑表示の電波が強く、黄色、オレンジと続く。アクセスポイントを選ぶと、信号の強さが時系列でグラフ化される。家の中で、電波が強いのはどこかを調べられる。

Homedaleのインストール

  WebサイトからZIP形式の圧縮ファイルをダウンロードして、解凍したフォルダをUSBメモリにコピーする。

●ホームデールの配布先

ソフト名 Homedale
配布先 http://thesz.diecru.eu/content/
homedale.php
提供 The SZ        OS 8/7/Vista

●ダウンロード&解凍、USBメモリにコピーする

図1.上記の配布先のURLをクリックすると、下記画面が表示されるので、Free Download Homedale.zip をクリックする(@)。
図2.ダウンロードしたZIP形式ファイルを解凍する(@A)。解凍したフォルダをUSBメモリ内のフォルダにコピーする(B)。
図3.USBメモリにコピーしたフォルダを開くと、2つのファイルが生成されている(@A)。
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ソフトを起動する

 ソフトを起動すると、利用できるアクセスポイントが一覧表示され、信号の強さが色分けして表示される。緑表示の電波が強く、黄色、オレンジと続く。
図4.USBメモリに保存したフォルダの中から実行形式ファイル「Homedale.exe」をダブルクリックで実行する(@)。「Access Points」タブを選択すると(A)、利用できるアクセスポイントが一覧表示され、信号の強さが色分けして表示される(B)。
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家の中で電波の強い場所を探す

 選んだアクセスポイントの強さをグラフで表示させ、パソコンを移動しながら、家の中で電波の強い場所を探せる。
図5.アクセスポイント名を右クリックして、「Show Graph」を選択する(@A)。
図6.「Access Point Signale Graph」タブを選択すると(B)、信号の強さが時系列に表示される。パソコンを移動して、家に中で電波の強い場所がとこかも簡単に分かる。
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 最後に、USBメモリ内にインストールしたフリーソフトの4つを 「トラブル対策ツール」グループフォルダにまとめました。今回追加したアプリ(@)。
   
このページは、下記の書庫を参照しました。
 パソコン雑誌「日経PC21」 発行 日経BP社(2014.9 P79-P80)
                     (2017.11 P31)
               

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