Windows7をWindows10で使用するために
Windows10が、2015年7月29日に公開される。この日以降、個人向けのWindows7(サービスパック1以降)およびWindows8.1アップデート搭載パソコンは、1年限定で無償アップグレードが可能になる。
そこで、Windows7をWindows10で少しでも長く快適に使えるように、本来の速さを取り戻す。
Windowsの標準機能で処理する場合、Windows7の画面で説明しているが、Windows8.1でも操作方法はほとんど同じです。また、フリーソフトもWindows8.1で使用できます。
Windowsの標準機能とフリーソフト、Advanced Uninstaller PRO(アドバンスド・アンインストーラー・プロ)」を使う。
もう一つの設定は、1)視覚効果をオフにする。2)非力なパソコンはエアロをオフにする。3)機能が重複するツールをオフにする。の3点です。
・起動メディアを挿入するとソフトを自動起動する機能
・アップデートの自動確認
・不都合があったら元に戻す
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不要なレジストリを削除して、かつ、レジストリを最適化する。
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視覚効果をオフにする へ
そこで、Windows7をWindows10で少しでも長く快適に使えるように、本来の速さを取り戻す。
Windowsの標準機能で処理する場合、Windows7の画面で説明しているが、Windows8.1でも操作方法はほとんど同じです。また、フリーソフトもWindows8.1で使用できます。
設定の見直しで起動のモタつきを解消する
HDDやSSDのメンテナンスが終わったら、設定の見直しに手を着ける。それによって、起動のモタつきを解消したり、動作を機敏にしたりできる。見直しの対象は、常駐ソフトとレジストリの設定です。Windowsの標準機能とフリーソフト、Advanced Uninstaller PRO(アドバンスド・アンインストーラー・プロ)」を使う。
もう一つの設定は、1)視覚効果をオフにする。2)非力なパソコンはエアロをオフにする。3)機能が重複するツールをオフにする。の3点です。
スタートアップを見直す
まず「スターアップ」に登録された常駐ソフトを見直す。常駐ソフトは、ウィンドウズの起動時に 必ず読み込まれるため、起動時間を長引かせる原因となる。アプリケーションソフトをインストールすると、知らないうちに機能追加の常駐ソフトが 登録されることがある。必要なときに起動すればよいものをスタートアップから外せば、その分起動が速くなる。●停止を検討する常駐ソフトの例
・たまにしか使わない機能・起動メディアを挿入するとソフトを自動起動する機能
・アップデートの自動確認
●停止できるか分からないとき
・一度停止して、パソコンを起動する・不都合があったら元に戻す
標準機能でスタートアップを見直す
図1. 「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「管理ツール」から「管理ツール」画面を開き(@)、「システム構成」ダブルクリックする(A)。 |
図2. 「スタートアップ」タブを選択する(B)。実行しない項目のチェックをすべて外したら(C)、「OK」をクリックする(D)。 |
Advanced Uninstaller PRをインストールする
●Advanced Uninstaller PROの配布先
ソフト名 | Advanced Uninstaller PRO | ||
配布先 | http://www.advanceduninstaller.com/ | ||
作者 | Innovative Soiutions | OS | 8/7/Vista |
図4. 上記配布先のURLをクリックして、表示されたページで「Download Now」をクリックする(@)。 ダウンロードされた実行形式のファイルをダブルクリックすると(A)、インストールが始まる。 |
図5. タスクバーにピン留めしないなら「Pin・・・to bar」のチェックを外して(B),「Next」をクリックする(C)。 |
図6. 「カスタムインストール」を選択して、「チェックボックス」を外して(D)、「Next」をクリックする(E)。 |
図7. 「カスタムインストール」を選択して、「チェックボックス」を外して(F)、「Next」をクリックする(G)。 |
図8. インストールが終わると、デスクトップにアイコンが表示される(H)。アイコンをダブルクリックするとソフトが起動する。言語選択画面が開くので、「∨」ボタンから「Japanese」を選択して(I)、「OK」をクリックする(J)。「警告」画面で、「OK」をクリックする(K)。 |
図9. 「Advanced Uninstaller PRO」の画面が開く。 |
フリーソフトでスタートアップを中止する
「Advanced Uninstaller PRO」を使ってスタートアップを中止する。図10. 「一般ツール」ボタンをクリックする(@)。 |
図11. 「スタートアップマネジャー」をクリックする(A)。 |
図12. 実行しないソフトを選択して、「無効」をクリックする(BC)。 |
図13. 選択されたソフトは、下段に移動する(D)。「復帰」したい場合は、下段にあるソフトを選択して「有効」をクリックすれば(E)、上段の枠に移動する。すべての移動が終わったら右上の「×」をクリックすると(F)、一般ページに戻る。 |
フリーソフトでサービスも中止する
ソフトによっては、インストールの際にスタートアップではなく、「サービス」と呼ばれる常駐機能として 追加されることがある。フリーソフトを使ってサービスを停止する。その際、Windowsが標準で起動するサービスを勝手に停止すると支障が出るので、「Microsoft以外のサービスを表示する」を選んで実行する。図14. 一般ツールのメニューで「サービスマネージャー」クリックする。(@)。 |
図15. 「Microsoft以外のサービスを表示する」にチェックを入れる(A)。緑のマークが付いているサービス名の中から中止したいものを選択して(B)、「プロパティ」をクリックする(C)。 |
図16. 「スタートアップ」欄を「Manual」に変更して(D)、「OK」をクリックする。(E)。 元に戻す場合は、「Automatic」を選択する。 |
不要なレジストリを削除して整理する
レジストリの設定を見直す。レジストリとはWindowsの動作に必要な設定を登録したデータベースです。Windowsはレジストリを参照しながら動作するため、レジストリが極端に大きくなると、動作が鈍くなる。不要なレジストリを削除して、かつ、レジストリを最適化する。
●レジストリのバックアップをする
まず、レジストリをバックアップする。図17. 「ファイル&レジストリツール」をクリックする(@)。 |
図18. 「レジストリのバックアップ&レストア」をクリックする(A)。画面に従って復元ポイントを作成しておく。万が一不具合が発生したときは、「レジストリのバックアップ&リストア」の画面で「古いバックアップを復元」を選び、復元ポイントを選択する。 |
●レジストリをクリーナーする
図19. 「レジストリクリーナ」をクリックする(@)。検索対象となるレジストリの問題点が表示される(A)。「次へ」をクリックする(B)。 |
図20. 削除できる項目が一覧表示される。「修復」をクリックする(C)。 |
図21. 「情報」画面で「OK」をクリックして(D)、「終了」をクリックする(E)。 |
●レジストリを最適化する
図22. 「レジストリの最適化」をクリックし(@)、ウザードの指示に従って、レジストリの最適化を実行する。最後に圧縮できたサイズが表示される(A)。「終了」をクリックする(B)。 |
●不要ファイルの自動削除機能を停止する
このソフトには、不要ファイルを削除するための常駐ソフトが付いている。毎日不要なファイルを削除するならよいが、不要ならこの機能を停止することができる。図23. メイン画面の「Daily Health Check」をクリックする(@)。 |
図24. 不要ファイルの整理画面が開くので、「Setting」をクリックする(A)。 |
図25. Setting画面で「Automatically start・・・」のチェックを外す(B)。ダイアログ画面が開くので「Yes」をクリックして(C)、Setting画面で「Save setting」をクリックする(D)。 |
図26. 最後に「閉じる」をクリックする(E)。 |
視覚効果をオフにする へ
このページは、下記の書庫を参照しました。
日経PC21 発行 日経BP社(2015.6 P26-29)
日経PC21 発行 日経BP社(2015.6 P26-29)