私は、「日経PC21」パソコン雑誌を愛読しています。 2014年5月号に「ワードでキメる!A4一枚文書」の記事がありました。 「2ページ目にあふれた文章をA4一枚に収める」というやり方です。
「ルーラー」を使って「余白の調整」や ルーラーの中の「左インデント」や「右インデント」または、 ルーラーの一番左にある□(四角)の中の「タブ」を
使って、文章の折り返し・並びの調整、簡単な表の作成。 また、「段組み」を使って、文章を2段にする。など。 普段あまり使わない機能で、A4一枚に収めることに興味を持ちました。
この手順を忘れないために記録します。
●「2ページ目にあふれた文書」は、「over page.docx」をダウンロードしてください。
●「1ページに完成した文書」は、「cleate page.docx」をダウンロードしてください。
●「ipadの写真」は「ipad.jpg」をダウンロードしてください。
記述した手順は、Word2007, Word2010, Word2013 のいずれでも使用できると思います。 お時間のある方は、トライしてみてください。
文書の見栄えを良くする
2ページ目にあふれた文章を1ページに収めた後、「写真の挿入」や「インデントで文章の体裁を整える」、「印刷時などをヘッダーに入れる」を学びます。
また、「文字列の折り返し」や「表」の作成など、下記の方法を使用します。
- 「文字列の折り返し」は従来、「四角」や「外周」などを使って、文字列の折り返しを使っていましたが、
ここでは、「インデント」を使って写真の手前で文章を折り返しをします。
- 「表」の作成は、挿入の「表」を使わず、「タブ文字」を使ってシンプルな表を作成します。
- 文末のURLなどの手前にある説明文が横長でバランスが悪い。こんなときは「左インデント」を変えて文書
全体を右に寄せてるとよろしいです。
図1. 下図は出来上がりの文書です。 |
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写真を挿入する
文書は、文字だけでは面白みが有りません。写真を挿入することで、内容が分かりやすくなってきます。 ここでは、ダウンロードした「ipad写真(ipad.jpeg)」ファイルを使用します。
図2. 写真を挿入したい位置にカーソルを表示する(@)。「挿入」タブの「図」グループの「図」をクリックする(AB)。「図の挿入」画面が開くので「ipad.jpg」ファイルを探して選択して(C)、「挿入」をクリックする。の方に移動して、ウインドウに2ページが表示されるように調整する。(D)。 |
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●写真をトリミングする
写真の不要な部分をカットします。
図3. 図ツールの「書式」タブの「サイズ」グループの「トリミング」ボタンの上側をクリックする(@A)。すると、写真の四隅と上下左右辺にマークが表示される。その左右のマークにポインターを近づけつ中央に向けてドラッグする(BC)。上下も同様に操作をする(DE)。ドラッグされた部分が黒色に表示される(F)。もう一度「トリミング」をクリックすると(G)、写真の黒色部分がカットされる。 |
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●写真を移動させて大きさを調整する
写真を好みの位置に移動させるには、「文字列の折り返し」の設定が必要です。ここでは、「背面」に設定します。
図4. 図ツールの「書式」タブの「配置」グループの「文字列の折り返し」から「背景」を選択する(@~B)。 |
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図5. 最初に、好みの位置にドラッグして移動する(C)。次に頂点をドラッグして大きさを調整する(D)。 |
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写真の手前で文章を折り返す
ここで、「文字列の折り返し」機能を使わないで「右インデント」を使って写真の手前で文章を折り返しをします。
図6. まず、折り返しをしたい文章を選択する(@)。次に、「水平ルーラー」の右側にある「右インデント(△)」ボタンを(A)、折り返しをしたい位置まで(B)、ドラッグする。文章の折り返しができました(C)。 |
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タブ文字でシンプルな表を作る へ
このページは下記の図書を参照しました。
日経PC21 発行 日経BP社(2014年5月号P84-P95)