パソコン三昧 やさしい講座 〜小さなUSBメモリーをまとめて大容量に〜

小さなUSBメモリーをまとめて大容量に

取得したライセンスを登録する

 VVAULTがインストール完了すると「すべてのプログラム」の一覧に「VVAULT」フォルダーが表示される。
そのフォルダーの中に「管理コンソール」があるが、最初はアイコンが「IE」のアイコンだった。次からは、「VVAULT」のアイコンに変わった。
図1. 「すべてのプログラム」に「VVAULT」フォルダーが表示される(@)。そのフォルダーの中の「管理コンソール」をクリックする。最初は、「IE」のアイコンが表示されていた。(A)。
図2. Windowsのユーザーアカウントとパスワードを入力して、ログインする(BC)。ユーザーアカウントにパスワードを設定していないときは、「パスワード」欄は空白のままでよい。
図3. 「システム設定」をクリックする(D)。次の画面で、「ライセンス登録」をクリックする。(E)。
図4.「ライセンス登録」画面で「オンライン登録」を選択して、「次へをクリックする(FG)。「オンライン登録 ステップ (1)」画面で「ログインIDとパスワード」を入力して(H)、「ログイン」をクリックする(I)。
図5.「オンライン ステップ (2)」画面で、ライセンスコードが表示される(J)。「ライセンスコード」を選択して(K)、「次へ」をクリックする(L)。「オンライン ステップ (3)」画面で、「アクティベーション可能回数」の「5」を確認して(M)、「登録」をクリックする(N)。「ライセン情報」画面で「閉じる」をクリックする(O)。これで、ライセンスの登録は終わりです。
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ドライブの種類とバッファーサイズを指定する

 ドライブの種類などの設定をする。ファイルを削除した際に「ごみ箱」へ入るように、ドライブの種類は「固定ディスク(ごみ箱あり)」を選ぶ。「バッファサイズの目安」は、仮想ドライブに組み込むストレージの空き領域より小さく設定する。この意味が良く分からない。
図6. 「デスクタイプ」は「固定ディスク(ごみ箱あり)」を選択し(@)、「バッファサイズの目安」は良く分からないので「1GB」に設定した(A)。「ドライブレター」は、「Q」にした(B)。「適用」をクリックする(C)。
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合体させるUSBメモリーを指定する

 利用する記憶装置は、効率良く運用するために、速度によって分類する。USBメモリーは「中速ストレージ」扱いになる。組み込むUSBメモリーをすべて登録する。 ここでは、4つのUSBメモリーを登録する。
図7. USBメモリーの場合は、「中速ストレージ」を選び(@)、「追加」をクリックする(A)。「ストレージ追加」画面が表示されるので、「ストレージ名」と「管理対象パス」を入力して(BC)、「決定」をクリックする(D)。ここでは、1台目のUSBメモリーを「StorageG」「G:\」と入力した。
図8. 「中速ストレージ」欄に「StoregeG」が登録されたことを確認して(E)、「追加」をクリックする(F)。「ストレージ追加」画面で、「ストレージ名」「管理対象パス」を入力して(GH)、「決定」をクリックする。(I)。
図9.「中速ストレージ」欄に「StoregeH」が登録されたことを確認して(J)、「追加」をクリックする(K)。「ストレージ追加」画面で、「ストレージ名」「管理対象パス」を入力して(LM)、「決定」をクリックする。(N)。
図10.「中速ストレージ」欄に「StoregeI」が登録されたことを確認して(O)、「追加」をクリックする(P)。「ストレージ追加」画面で、「ストレージ名」「管理対象パス」を入力して(QR)、「決定」をクリックする。(S)。
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指定したUSBメモリーを仮想ドライブとしてマウント

 USBメモリーの登録が終わったら、仮想ドライブを作成する。
図11. 「4つのUSBメモリー登録」を確認した後(@)、作成した仮想ドライブ「VVAULT(Q)」を有効にするために「Unmount」をクリックする(A)。「VVAULT(Q)をマウントしてもよろしいですか?」で「OK」をクリックする(B)。次の画面は、仮想ドライブ内のフォルダーにほかのパソコンからアクセスしないときは「キャンセル」でよろしいです(C)。
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コンピュータ画面を見てみる

 実際にどのようにUSBメモリーが合体され、仮想ドライブになったかを見てみる。
図12. 「コンピュータ」画面を開くと、「ハードディスクドライブ」欄に、仮想ドライブ「VVAULT(Q)」が追加されている(@)。「リムーバブル記憶域があるデバイス」欄に「4つのUSBメモリー」が表示される(A)。各USBメモリーは単独にアクセスできる。但し、仮想ドライブの「VVAULT(Q)」側には表示されない。
図13.各USBメモリーの「使用領域と空き領域」を見てみると、「ドライブG」は、「使用領域:367MB、空き領域:3.36GB」(BC)、「ドライブH」は、「使用領域:32KB、空き領域:1.86GB」(DE)、「ドライブI」は、「使用領域:8KB、空き領域:3.72GB」(FG)、「ドライブJ」は、「使用領域:32KB、空き領域:3.72GB」 (HI)、使用領域の計「367.07MB」、使用領域の計「12.66GB」、合計で「13.03GB」です。
図14.仮想ドライブ「VVAULT(Q)」の使用領域は「4.35GB」、空き領域は「8.86GB」で、合計「13.0
GB」でした。(JK)。4つのUSBメモリーの合計と同じです。

 以上、操作の説明はこれで終わります。苦労話ではないですが、Win7の標準機能でアンインストールすると、VVAULTのサービスプログラムが 残ったままの状態になるので、再インストールには、これらのサービスプログラムを削除しないと、できませんので、ご注意願います。サービスプログラムの削除の仕方は、こちらをご覧ください。

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このページは、下記の書庫を参照しました。
 日経PC21 発行 日経BP社(2014.9 P56-57)

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