Word 2007 で暑中見舞いをつくろう
目次
■はがきの用紙に設定する
■「余白」をもっと狭くする
■テキストボックスを挿入する
■文面のテキストをつくる
●テキストを入力する
●テキストを装飾する
●「フォントサイズ」の設定
●文字に「色」を設定する
●フォント(文字の形)を設定する
●「右(下)揃え」に設定する
●「インデント」を設定する
■写真(画像)の挿入
■デザイン文字の挿入
■テキストボックスを編集する
■写真(画像)を加工する
■写真(画像)を「背面」にする
Microsoft Office Word 2007 で、暑中見舞いを作りましょう。この作り方は、本文と住所を2つのテキストボックスでつくります。そして、挿入した写真(画像)の3つを自由な場所に配置できるので、レイアウトつくりが楽しいです。試してください。
■はがきの用紙に設定する
Microsoft Office Word 2007 を起動すると、Word 2007 のウィンドウが表示される。そのときの用紙は、A4で横書きに設定されている。文書を作成するときは、 必ず、目的に合った用紙に設定してから始めましょう。今回は、はがきの大きさで、縦書きに設定する。
1.「ページ レイアウト」タブの「ページ設定」グループの 「文字列の方向」をクリックする。 2.表示されたメニューの「縦書き」をクリックする。 |
3.次に、同じグループにある「印刷の向き」をクリックする。 4.表示されたメニューの「縦」をクリックする。 |
5.「サイズ」をクリックする。 6.表示されたメニューの「はがき」をクリックする。 |
7.最後に「余白」をクリックする。 8.表示されたメニューの「狭い」をクリックする。 |
通常は、ここまでの手順でいいが、今回は、本文の行が若干多いので、もう少し余白を狭くする。その手順は次の通り。
(目次へ)■「余白」をもっと狭くする
1.「ページ設定」グループの「ダイヤログボックス起動」 ボタンをクリックする。 |
2.「ページ設定」画面の「余白」タブをクリックする。 3.「余白」の欄の左と右の枠内を7を入力して、 「OK」をクリックする。 |
これで、「余白」がもっと狭くなります。また、この「ダイヤログボックス」で、「余白」以外に「文字数や行数」など、いろいろと詳細な設定ができます。
(目次へ)■テキストボックスを挿入する
文面の本文と住所氏名を「テキストボックス」でつくる。先ずは、「テキストボックス」を挿入する。
1.「挿入」タブから「テキスト」グループの「テキストボックス」をクリックする。 2.表示されてメニューの「縦書きボックスの描画」をクリックする。 |
3.任意の場所でドラッグして、本文用の「テキストボックス」を描く。 |
4.上記の1.と2.を繰り返してもいいが、「書式」タブの「リボン」が開いているならば、左にある「テキスト」グループの「テキストボックスの描画」をクリックする。 5.表示されたメニューの「縦書きボックスの描画」をクリックする。 |
6.任意の場所でドラッグして、住所氏名用の「テキストボックス」を描く。 |
■文面のテキストをつくる
●テキストを入力する
「テキストボックス」の中に従来通りに文字を入力する。
注)住所氏名は、本ページの作成に関しては関係ありません。仮に使用しています。
●テキストを装飾する
以下の装飾を行う。
文字の大きさ:「厳しい〜申し上げます」のみ「12pt」
文字の色 :「平成〜夏」のみ「赤」
文字の形 :すべて「HGP行書体」
文字の配置 :「住所」は、「右(下)揃え」
氏名は、「インデント」を設定する。
●「フォントサイズ」の設定
1.「厳しい〜申し上げます」まで、範囲選択する。 2.「ホーム」タブの「フォント」グループの「フォントサイズ」の ▼をクリックする。 3.表示さたメニューの「12」をクリックする。 |
●文字に「色」を設定する
1.「平成〜夏」まで、範囲選択する。 2.「ホーム」タブの「フォント」グループの「フォントの色」の ▼をクリックする。 3.表示さたメニューの「赤」をクリックする。 |
●フォント(文字の形)を設定する
1.「本文」のすべてを範囲選択する。 2.「ホーム」タブの「フォント」グループの「フォント」の▼を クリックする。 3.表示さたメニューの「HGP 行書体」をクリックする。 |
4.「住所氏名」のすべてを範囲選択する。 5.「ホーム」タブの「フォント」グループの「フォント」の▼を クリックする。 6.表示さたメニューの「HGP 行書体」をクリックする。 |
●「右(下)揃え」に設定する
1.「住所」の行頭で、クリックする。 2.「ホーム」タブの「段落」グループの「文字列を右に揃える」をクリックする。 下の「インデントの設定」の画面を見ると「住所」は下に揃っている。 |
●「インデント」を設定する
氏名を住所の座間市の「座」あたりに持って行くため、「スペース」キーで何回も押さないで、1回でできるように「インデント」を使用する。
1.「氏名」の行の範囲で、クリックする。 2.「ページレイアウト」タブの「段落」グループの「文字列前のインデント」の 枠内をクリックして、「BackSpace」キーで削除する。 |
3.「6」を入力して、一度確定のための「Enter」キーを押して、「Enter」キー を押す。 |
4.座間市の「座」あたりにセットされる。 |
■写真(画像)の挿入
写真(画像)は前もって、「ピクチャ」フォルダに格納しておく。今回は、「暑中見舞い写真」フォルダに格納した。
1.先ず、2つのテキストボックスを下の方に移動する。 2.写真(画像)を挿入したい位置で、クリックする。 3.「挿入」タブをクリックして、「図」グループの「図」を クリックする。 |
4.エクスプロラーが開くので、アドレスバーの最後が「ピクチャ」フォルダである ことを確認する。 5.「暑中見舞い写真」フォルダをクリックする。 |
6.「暑中見舞い写真」フォルダの中の「ひまわり.JPG」ファイルをクリックする。 |
7.写真が挿入されるので、「図」ツールの、「書式」タブをクリックする。 8.「図」グループの「文字列の折り返し」をクリックする。 9.表示されたメニューの「全面」をクリックする。 |
■デザイン文字の挿入
1.デザイン文字を挿入したい位置をクリックする。 2.「挿入」タブの「テキストボックス」グループの「ワードアート」をクリックする。 3.「ワードアートスタイル22」をクリックする。 |
4.「ワードアートテキスト編集」画面が表示される。 5.「ここに文字を入力する」を「BackSpace」キーで消す。 |
6.「暑中お見舞い申し上げます」を入力して、[Enter] キーを押して確定する。 |
7.右端にある「I(斜体)」をクリックして、斜体を解除する。 8.フォントを「HGP行書体」にする。 |
9.[OK]ボタンを押す。 |
10.「文字列折り返し」で「前面」に設定する。 |
11.デザイン文字が移動するので、1行目の位置に ドラッグする。 |
■テキストボックスを編集する
1.「本文のテキストボックス」をクリックする。 ハンドルと「テキストボックスツール」の「書式」タブ のリボンが開いていることを確認する。 |
2.「テキスト ボックス スタイル」グループの「図形の枠線の▼」をクリック する。 3.表示された一覧の「線なし」をクリックする。(枠線が消える) |
4.同様に「住所氏名のテキストボックス」をクリックする。ハンドルと「テキスト ボックスツール」の「書式」タブのリボンが開いていることを確認する。 5.「テキスト ボックス スタイル」グループの「図形の枠線の▼」をクリック する。 6.表示された一覧の「線なし」をクリックする。(枠線が消える) |
■写真(画像)を加工する
1.写真(画像)をクリックする。ハンドルと「図ツール」の「書式」タブのリボンが 開いていることを確認する。 2.「図のスタイル」グループの「図の効果」をクリックする。 3.表示された一覧の「ぼかし」をポイントして、「10ポイント」をクリックする。 (写真の縁がぼかしの状態になる) 全体を整えて出来上がり。 |
4.例本文のテキストボックスと写真を入れ替えて 写真を少し小さくしてみた。 |
■写真(画像)を「背面」にする
1.写真の「文字列折り返し」を「背面」に設定する。 |
2.写真を大きく引き伸ばす。 |
3.写真を「明るさ」で、「40%」に設定する。 |
4.写真を「コントラスト」で、「40%」に設定する。 |
5.「本文のテキストボックス」をクリックする。ハンドルと「テキストボックス ツール」の「書式」タブのリボンが開いていることを確認する。 6.「テキスト ボックス スタイル」グループの「図形の塗りつぶしに▼」をクリ ックする。(白色が消える) |
7.「住所氏名のテキストボックス」をクリックする。ハンドルと「テキストボッ クスツール」の「書式」タブのリボンが開いていることを確認する。 8.「テキスト ボックス スタイル」グループの「図形の塗りつぶしに▼」をクリ ックする。(白色が消える) |
9.写真を「背面」に設定した場合の出来上がりです。 |
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皆さんも Microsoft Office Word 2007 で「暑中見舞いつくり」に挑戦してください。