やさしい講座 〜第47回 Vista の機能をもっと深く知る エクスプローラ〜

Vistaの機能をもっと深く知る エクスプローラ

目次
■新しいエクスプローラの画面配置を知る
 図1 Windows Vista のエクスプローラ
 @アドレスバー
 Aコマンドバー
 Bナビゲーションペイン
 C詳細ペイン
 Dプレビューペイン
 図2 各ボタンの位置
■エクスプローラの各ペインの表示/非表示の方法
■メニュバーを表示させる
 ●一時的に表示させる
 ●常に表示させる
■ステータスバーを表示させる
■アドレスバーを活用する
 ●「」ボタンを利用する
 ●従来のようにフォルダパスを表示させる
 ●パスのコピーを行う
■お気に入りリンクにフォルダを追加する
 ●「お気に入りリンク」へドラッグ&ドロップする方法
 ●「お気に入りリンク」フォルダを開いて登録する方法
■見出しを活用する
 図3 Windows Vista のエクスプローラの見出し
 ●ファイルやフォルダを並び変える
 ●ファイルやフォルダを探しやすくする
 ●見出しの項目は変更できる
■ショートカットメニューの隠し項目を利用する
 ●現在の「パス」をコピーしたい場合
 ●直ちに「コマンドウィンドウ」を使いたい場合
 ●スタートメニューやクイック起動にアイコンを追加したい場合


 Windows Vista は、エクスプローラの機能や操作性がWindowsXP から大幅に変更されている。しかし新機能も使い方を知らなければ活用することができない。 そこで、エクスプローラの新機能を中心に整理した。

■新しいエクスプローラの画面配置を知る

 Windows Vista では、エクスプローラのデザインが全面的に一新されている(図1)。
まず、もっとも大きな変化は、「コマンドバー」の搭載で、従来のツールバーとメニューバー、ショートカットメニューを合わせたものである。 次に、「ナビゲーションペイ」や「詳細ペイ」、「プレビューペイ」も新たに搭載されている。また、従来の各ボタン、 例えば「戻る」「進む」ボタンはアドレスバーの横に、「フォルダ」ボタンはナビゲーションペインに、「表示」ボタンはコマンドバーに移動している。 そのほか「コピー」や「削除」、「やり直し」といったボタンはコマンドバーの「整理」ボタンで表示されるドロップダウンメニューに統合されている。(図2)

図1 Windows Vista のエクスプローラ

@アドレスバー

 アドレスバーは、従来のアドレスバーのようにフォルダのパスが表示されるのではなく、フォルダの階層構造が「」で表示されている。このボタンをクリックすると該当するフォルダへ移動できる。

Aコマンドバー

 コマンドバーには、表示しているフォルダや選択しているファイルタイプに合わせて、操作できる作業が表示される。

Bナビゲーションペイン

 ナビゲーションペインには、WindowsXP の「フォルダ」エクスプローラバーに相当するもの。従来のフォルダ構造のツリー表示に加え、 アクセスするフォルダへのショートカットを「お気に入りリンク」として表示することができる。

C詳細ペイン

 詳細ペインには、ファイルのアイコンやプロパティが表示される。デジタルカメラで撮影した画像のExif情報やMP3ファイルのID3タグ情報などは、 詳細ペインで直接編集することも可能。ファイルを右クリックしてプロパティを表示させる必要がないので、 作業内容によっては非常に便利な機能といえる。

Dプレビューペイン

 プレビューペインには、ファイルのプレビューが表示される。画像や音楽、動画といったマルティメディアファイルのほか、 テキストファイルやHTMLファイルMPプレビュー可能。ただし、音楽や動画はWindows Media Player で再生可能な種類のファイルのみに対応している。また、Windows Media Player 対応形式でも、関連付けを変更するとプレビューできなくなるので注意が必要。

図2 各ボタンの位置

  

■エクスプローラの各ペインの表示/非表示の方法

 各ペイは、次の手順で、表示//非表示することができる。

@コマンドバーの「整理」ボタンをクリックする。
A「レイアウト」をクリックする。
Bペインをクリックする。
Cアイコンの周りが青色のときは表示、白色は非表示となる。
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■メニュバーを表示させる

 WindowsXP で、メニューバーを使い慣れていると、コマンドバーからの操作は使いにくく感じるかもしれない。デフォルトでは、 メニューバーは非表示となっているが、次の方法で表示することができる。

●一時的に表示させる

 [Alt]キーを押すと、メニューバーが表示されるが、フォーカスがメニュバーから離れるとすぐに非表示になる。

●常に表示させる

 常に表示させたい場合は、次の通りです。

@コマンドバーの「整理」ボタンをクリックする。
A「レイアウト」をクリックする。
B「メニューバー」をクリックする。
Cメニューバーが表示される。
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■ステータスバーを表示させる

エクスプローラの詳細ペインより、ステータスバーを好む場合は、次の手順で表示させる。ステータスバーは、デフォルトで非表示になっている。

@メニューバーの「表示」ボタンをクリックする。
A「ステータスバー」をクリックする。
B「ステータスバー」が表示する。
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■アドレスバーを活用する

 アドレスバーは、文字列ではなく、ボタンでフォルダ階層を表す形になった。「」はドロップダウンリストになっており、 クリックするとそのフォルダに含まれるフォルダがリスト表示される。表示されてフォルダをクリックするとそのフォルダに移動する。

●「」ボタンを利用する

@例えば「homepage」フォルダの「」をクリックすると、サブフォルダの一覧が表示される。
A一覧の中からフォルダをクリックすると、そのフォルダに移動する。

●従来のようにフォルダパスを表示させる

@アドレスバーで、「何も表示されていないところを」をクリックする。
A従来の「フォルダパス」が表示される。ここにパスを入力するとフォルダ移動が行える。

●パスのコピーを行う

@「アドレスバー」を右クリックする。
A
「アドレスをテキストとしてコピー」をクリックする。
「アドレスのコピー」は、そのフォルダをコピーしたことになるので、要注意。
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■お気に入りリンクにフォルダを追加する

 頻繁につく使うフォルダをナビゲーションペイの「フォルダ」から選択するのも面倒だ。こんな場合は、 ナビゲーションペイの「お気に入りリンク」に登録すると便利です。登録手順は次のお通り。但し、アプリケーションや文書ファイルなどフォルダ以外は登録できません。

●「お気に入りリンク」へドラッグ&ドロップする方法

@例えば「nifty」フォルダをドラッグする。
Aナビゲータペイの「お気に入りリンク」のところで、ドロップする。
これで、登録でいる。

●「お気に入りリンク」フォルダを開いて登録する方法

@ナビゲータペイの「お気に入りリンク」の空白な場所で、
右クリックする。
A表示されたメニューの「お気に入りのリンクのフォルダを開く」を
クリックする。
C「リンク」フォルダが開く。
Dここに登録するフォルダのショットカットを保存すればよい。
ただし、フォルダのショートカット以外を保存しても「お気に入りリンク」
には、何も表示されない。
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■見出しを活用する

 Windows Vista のエクスプローラでは、常に「見出し」が表示されるようになった。この「見出し」を大いに活用しよう。(図3)

図3 Windows Vista のエクスプローラの見出し

●ファイルやフォルダを並び変える

@例えば「名前」の見出しをクリックすると、ファイルやフォルダが
並び変わる。上の画面と比べて下さい。

●ファイルやフォルダを探しやすくする

@例えば「名前」の見出しをポイントすると「▼」が表示されるので、
「▼」をクリックする。
A表示されたメニューから「かな」のチェックボックスにチェックを入れる。
Bファイルとフォルダの名前が「かな」のみが表示される。
C「かな」のチェックボックスのチェックを外すと、すべてのファイルと
フォルダが表示される。

●見出しの項目は変更できる

 図3では、見出しの表示項目は、「名前」、更新日時」、「種類」、「サイズ」であるが、この表示項目を変更することができる。 また見出しの表示項目は、WindowsXPから大幅に増加している。

@「見出し」のところで右クリックする。
A表示されたメニューの[その他]をクリックする。
B「詳細表示の設定」画面が表示される。
Cここで、表示したい項目は、項目に対応したチェック
ボックスにチェックを入れる。
D表示しない項目は、項目に対応したチェックボックス
のチェックを外す。
E[OK]ボタンをクリックする。
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■ショートカットメニューの隠し項目を利用する

 [Sift] キーと同時にフォルダやファイルを右クリックすると、ショートカットメニューで隠れている項目が表示される。この項目を利用しましょう。

●現在の「パス」をコピーしたい場合

 任意のアプリケーションにパスを張り付けたい場合は、次の手順を使う。この場合は、ファイルもフォルダも同様である。

@例として、[Sfift] キーを押しながら「MansAPI_ID」フォルダを
右クリックする。
Aショートカットメニューの「パスとしてコピー」をクリックする。
Bフォルダのパスが、クリップボードにコピーされる。

●直ちに「コマンドウィンドウ」を使いたい場合

 この場合は、フォルダだけが有効である。

@例えば、[Sfift] キーを押しながら「MansAPI_ID」フォルダを
右クリックする。
Aショートカットメニューの「コマンドウィンドウをここで開く」を
クリックする。
B即、「コマンドウィンドウ」が開く。
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●スタートメニューやクイック起動にアイコンを追加したい場合

@例えば、[Sfift] キーを押しながら「エクセル」ファイルを
右クリックする。
Aスタートメニューに追加したい場合は、ショートカットメニューの
「スタートメニューにアイコンを追加」をクリックする。
Bクイック起動に追加したい場合は、ショートカットメニューの
「クイック起動に追加」をクリックする。

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 皆さんも是非、Vista のエクスプローラの隠れた機能を活用してください。

  このページは、下記の書庫を参照しました。
   月刊誌「PCJapan」 発行 ソフトバンク クリエイティブ株式会社


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