パソコン三昧 やさしい講座 〜第1回 解凍ツールの操作手順〜

テキストボックスの使い方

 テキストボックスとは、文字情報(テキスト)を対象にしたレイアウト枠のことで、 その枠が矩形(長方形)であることからボックスと呼ばれています。また、テキストボックスは文書内の好きな場所に置くことができます。このページは、Word 2007の手順です。

テキストボックスの挿入

 テキストボックスは、次の操作で文書に挿入することができます。

1. 挿入タブ→テキストグループ→テキストボックスをクリックする。
2. 下図のように、「組み込み」の枠にいろいろなデザイン性の豊かな雛形が表示さ、ポイントすると説明文がポップアップされるます。目的の「テキストボックス」をクリックして、文書作成画面で、ドラッグすると、雛形が文書に描写される。
3. 画面右にある「スクロール」バーを下に移動すると色々な雛形を見ることができます。目的の「テキストボックス」をクリックして、文書の画面でドラッグするとテキストボックスを描写することがでる。 

すばやくテキストボックスを挿入するには

 雛形のテキストボックスが表示された画面で、下段にある[横書きテキストボックスの描画]または[縦書きテキストボックスの描画]を使います。
1. [横書きテキストボックスの描画]または[縦書きテキストボックスの描画]をクリックする。
2. 文書画面にマウスポインタを移動すると、ポインタが「十字」に変わる。
3. 適当な大きさになるようにマウスをドラッグするとテキストボックスが描写(挿入)される。
4. マウスを離すとボックス内にカーソルが表示された状態になり、キーボードから文字を入力ができる。

文字が入りきれない場合

 テキストボックスが小さいと、文字が表示しきれないことがある。この場合は、

1. ハンドルにマウスポインタを 合わせて、両方が白矢印に変わったら斜め下にドラッグしてテキストボックスを拡大する。
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テキストボックスの移動

 テキストボックスは好きな場所に移動することができる。もちろん、文字列も一緒に移動できる。

1. テキストボックスの枠部分にマウスポインタをポイントする(重ねる)と十字矢印と白矢印に変わる。その状態のまま、マウスをドラッグすると移動できる。

横書き縦書きの変更

  テキストボックス内の文字列は、横書きまたは縦書きに変更ができる。

1. テキストボックスを選択(クリック)すると、「テキストボックス ツール」の[書式]タブが表示されるので、[書式」タブをクリックする。[テキスト]グループにある[文字列の方向]をクリックする。
●横書きの場合は、縦書きに変わる。
●縦書きの場合は、横書きに変わる。
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テキストボックスの書式設定

 この「テキストボックスの書式設定」で、テキストボックスの内の色指定、枠線の太さや色の指定、文字列の折り返しの指定、水平方向の配置、テキストボックスと文字列の間隔、垂直方向の配置、などの指定ができます。「テキストボックスの書式設定」は、次の手順で行います。

1. テキストボックスを選択して、[テキストボックス ツール]の[書式]タブをクリックする。
2. [テキストボックス スタイル]のダイアログボックス起動ツールをクリックする。
3. [テキストボックスの書式設定]のダイアログが表示される。

テキストボックス内の塗りつぶし

 「テキストボックス ツール」の[書式]タブ→[テキストボックス スタイル]グループ→[図形の塗りつぶし]と同じです。

1.「テキストボックスの書式設定」画面で、「色と線」タブをクリックする。
・[色]を選択するとテキストボックスの内側に色が付く。
・[色なし]を選択すると、テキストボックス内が透明になり、背景が透過する。図と重ねるときに使えば、図に文字を書き込んだように見える。

枠線の太さや色を変える

 「テキストボックス ツール」の[書式]タブ→[テキストボックス スタイル]グループ→[図形の枠線]と同じです。

1.「テキストボックスの書式設定」画面で、「色と線」タブをクリックする。
・[色]を選択するとテキストボックスの枠線に色が付く。
・[色なし]を選択すると、テキストボックスの枠線が消える。・「線の実線/点線」は、実線と点線の種類を選択できる。
・「線のスタイル」は線のスタイルを選択できる。  ・「太さ」は線の太さを選択できる。

文字列の折り返し

 これは、「テキストボックス」を 「犬」に置き換えて、見ると分かりやすいです。文字列と「テキストボックス」の関係を設定できます。
「テキストボックス ツール」の[書式]タブの[配置]グループにある[文字列折り返し]と同じです。
1.「テキストボックスの書式設定」画面で、「レイアウト」タブをクリックする。
2. 折り返しの種類と配置で、「行内」〜「前面」を選択できます。
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テキストボックスの水平方向の配置

 「テキストボックス」の位置を文書に対して、左に置くか、中央または右に置くかを指定できます。
「テキストボックス ツール」の[書式]タブの[配置]グループにある[位置]と同じです。

1.「テキストボックスの書式設定」画面で、「レイアウト」タブをクリックする。
2. 水平方向の配置で、「左揃え」〜「その他」を選択する。

テキストボックスと文字列の間隔

 テキストボックス内の文字列を枠に対して左右上下に間隔を指定できる。

1.「テキストボックスの書式設定」画面で、「テキストボックス」タブをクリックする。
2.「テキストボックスと文字列の間隔」で、各々「左右上下」に値を指定する。
 

垂直方向の配置

「テキストボックス内の文字列」を垂直に対して、移動できます。

1.「テキストボックスの書式設定」画面で、「テキストボックス」タブをクリックする。
2.「垂直方向の配置」で、各々「上揃え」〜「下揃え」を選択する。
 

水平方向の配置

「テキストボックス内の文字列」を水平に対して、移動する場合は、「ホーム」タブの「段落」グループにある[文字列を左に揃える、中央揃、右に揃える]を選択する。

オブジェクトを重ねるときは

 オブジェクト(図、図形やテキストボックス等)を重ねて表示する場合は、各々の「ツール」の[書式]タブ→[配置]グループにある[最前面への移動]や[最背面への移動]を使うとよいいです。

 こちらのサイトはもっと詳しく説明しています。

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