パソコン三昧 やさしい講座 〜第68回 USBメモリで、ビジネス文書を閲覧・編集する〜

USBメモリで、ビジネス文書を閲覧・編集する

気づいたアイデアを簡単整理する

iEdit

 外出先で気づいた点や、ふと思いついたアイデアなどを忘れないうちに整理したいときは、「アイエディット」というソフトを使うとよい。
 このソフトは、ノード(箇条書きの項目)を表示しながらアイデアの項目のみを入力する。項目に対する詳細な情報は別の欄で入力するB。
 先ずは、項目を箇条書きに入力して、文書全体の骨格(アウトライン)を作る@。ツリー状に表示されるのでアウトラインがわかりやすい。アウトラインができたところで、項目間を矢印でつなげて関連図が作れるので、アイデアを整理するのに役立つA。

アイエディットのインストール

 ウェブサイトからZIP形式ファイルを入手し、解凍してできたフォルダを USBメモリ内のフォルダにコピーする。

●アイエディットの配布先

ソフト名 iEdit
配布先 http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt
/writing/se128329.html
作者 kondoumh

●ダウンロード&インストール

1.上記の配布先のURLをクリックすると、下記ページが表示されるので、「このソフトを今すぐダウンロード」をクリックする。
2.ダウンロードされた「zip形式」ファイル@。
3.このファイルを解凍すると、「iEdit」フォルダが作られるA。このフォルダの中に、1つのフォルダと4つのファイルが生成されるB。
4.「iEdit」フォルダを@、USBメモリ内のフォルダにコピーするA。
これでインストールは終わりです。
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先ずは、文書の骨格を作る

 「iEdit」を起動して、「新規ファイル」を表示する。「下のレベルに追加」、「同じレベルに追加」ボタンで、ノード表示する。「レベルアップ・ダウン」、「順位アップ・ダウン」ボタンを駆使して文書の骨格を作成する。
1.USBメモリ内の「iEdit」フォルダの中の「iEdit.exe」ファイルをダブルクリックする@。
2.「iEdit」が起動するので、先ずは、「新規ファイル」ボタンをクリックするAと、一番上に「主題」というノードが表示されるB。
1)ノードが新しく表示されたときは、文字を入力することができる。
2)ノードを確定しないと、次の操作に進むことができない。
3)再度ノードの文字を変更する場合は、ノードを選択して、[F2]キーを押す。
この1)〜3)の操作は、ノードを作成するときは共通です。
3.「下のレベルに追加」ボタンをクリックすると@、ノードは一つ下に表示される。
4.「同じレベルに追加」ボタンをクリックするとA、同じレベルに表示される。
5.左から「レベルアップ、レベルダウン、順位アップ、順位ダウン」ボタンでB、後から、レベルや順位を変更できる。
6.下記画面は、手順4の「ノード2-2-1-1」を選択して「レベルアップ」ボタンを2回クリックした。レベルが2段階アップしている。
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項目の詳細を入力する

 アウトラインができたら、各ノードに対応する文章を入力して、少しずつ肉付けするように文書を作成する。
1.ノードを選択する@。
2.右下の欄に詳細を入力するA。
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箇条書きを矢印でつなぎ関連図を作る

 右上の欄で、ノート間の関連図も作れる。ノードをドラッグして、位置を調整し、上のツールバーから矢印のボタンを選択する。あとは、2つのノード間をドラッグすると矢印が描ける。
1.ノードをドラッグして移動できる@。
2.ツールバーのボタンを選択する@。
3.2つのノード間をドラッグするA。
4.出来上がりです。
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作成した文書をテキストにして出力する

 作成して文書をテキストにまとめて出力する場合は、「ツール」メニューから「エキスポート」を利用する。
1.「ツール」メニューをクリックする@。
2.「エクスポート」をクリックするA。
3.「テキストにエクスポート」をクリックするB。
4.下記画面で「開始」をクリックする。
5.保存先は、USBメモリ内の「iEdit」フォルダに保存される@。
6.ファイル名は「スマホ地図の活用ワザ」と入力してA、「保存」をクリックするB。
7.下記画面は、保存されたファイルを開いた画面です。
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新規ファイルを保存する

 最後に今回作成した「新規ファイル」を保存する。再度読み出せば修整も簡単にできる。
1.「ファイル」メニューをクリックする@。
2.「名前を付けて保存」をクリックするA。
3.保存先は、USBメモリ内の「iEdit」フォルダに保存される@。
4.ファイル名は「スマホ地図の活用ワザ」と入力してA、「保存」をクリックするB。
5.USBメモリ内の「iEdit」フォルダを開くと、「スマホの地図活用ワザ.iedx」が今回作成した「新規ファイル」である@。
6.「スマホ地図の活用ワザ.txt」は、「作成した文書をテキストにして出力する」のところで保存したファイルですA。
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このページは、下記の書庫を参照しました。
 パソコン雑誌「日経PC21」 発行 日経BP社(2012.9 P48-51)

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