パソコン三昧 やさしい講座 〜第69回 USBメモリで、画像を手軽に閲覧&修整・加工する〜

USBメモリで、画像を手軽に閲覧&修整・加工する

ここでは、次のアプリを記載しています。
編集・加工アプリ
 多数の画像形式に対応する
 ・IrfanView Portable
 画像の修整や加工も自由自在
 ・PhotScape
 多くの加工機能で画像に効果を与える
 ・Jtrim
 画質を落とさずデジカメ写真を切り抜く
 ・JPEGCrops
 大量の写真を一気に縮小する
 ・Caesium Portable
 切り抜き・合成はおまかせ
 ・GIMP Portable
ビュアー アプリ
 エクスプロラー型画像管理
 ・Vix
 大量のデジカメ写真を素早く表示する
 ・FastStone Image Viewer
キャプチャー アプリ
 パソコン画面をキャプチャーする
 ・窓フォト
 複数のウインドウを個別にキャプチャーする
 ・PicPick Portable

編集加工:多数の画像形式に対応する

IrfanView Portable

 先ずは紹介するのは、無料の画像閲覧ソフト「IrfanView」です。画像表示の速い超定番のフリーソフトだが、とうとう ポータル版が登場した。
 対応する画像形式も多彩で、JPEGやGIF画像はもちろん、フォットショップ形式など、通常は専用ソフトが必要なファイルも開ける。プラグインを組み込めば、一眼デジカメのRAW画像にも対応する。
 操作方法はシンプル。「スペース」キーを押すだけで、フォルダー内にある画像を次々と表示できる。海外製のソフトだが、DLLファイルを追加すれば日本語表示にできる。

IrfanViewのインストール

 ウェブサイトから実行形式ファイルを入手し、USBメモリ内のフォルダにインストールする。

●イルファンビューの配布先

ソフト名 IrfanView Portable
配布先 http://portableapps.com/apps/
graphics_pictures/irfanview_portable
作者 Irfan Skijan氏/悠綺氏(日本語化) OS 7/Vista/XP

●ダウンロード&USBメモリにインストールする

1.上記の配布先のURLをクリックすると、下記ページが表示されるので、「Download Now」をクリックする。
2.画面左がダウンロードされたファイル。このファイルをダブルクリックする(@)。
3.右側の画面が表示されるので、「日本語」を選択して、「OK」をクリックする(AB)。
4.「Installer」画面が表示されるので、画面に従って操作をする。
5.下記の画面の「インストール先フォルダ」指定画面で、「参照」をクリックする。
6.USBメモリ内に「IrfanViewPotable」のフォルダが作られ(@)、そのフォルダ中に、3つのフォルダと2つのファイルが生成されている(A)。
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IrfanView Portable を日本語化する

 IrfanViewの公式サイトにアクセスして、日本語化ファイルを入手して、DLLファイルを指定のフォルダにコピーする。手順は次のとおり。
1.下記URLをクリックする。
  http://www.irfanview.com/
2.下記画面が表示されるので、「■IrfanView languges」をクリックして(@)、「→Japanese(help file included) Installer or ZIP」の「ZIP」をクリックする(A)。
3.ダウンロードした「ZIP形式」のファイル(@)。
4.解凍すると、「IrfanView_lang_japanese」フォルダが作られる(A)。
5.「IrfanView_lang_japanese」フォルダの中に3つのファイルが生成されている。この中の「japanese.dll」ファイルを(B)、
6.USBメモリに保存した、「IrfanViewPortable」フォルダの→「APP」→「IrfanView」→「Langueges」にコピーする(C)。
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一眼デジカメのRAW画像を対応できるようにする

 IrfanViewの公式サイトにアクセスして、一眼デジカメのRAW画像を対応できるようにするファイルを入手して、DLLファイルを指定のフォルダにコピーする。手順は次のとおり。
1.下記URLをクリックする。
  http://www.irfanview.com/
2.下記画面が表示されるので、「■PlugIns」をクリックして(@)、「・ FORMATS Plugin(4.34): Installer or ZIP」の「ZIP」をクリックする(A)。
3.ダウンロードした「ZIP形式」のファイル(@)。
4.解凍すると、「Formats」フォルダが作られる(A)。
5.「Formats」フォルダの中に2つのファイルが生成されている。この中の「Formats.dll」ファイルを(B)、
6.USBメモリに保存した、「IrfanViewPortable」フォルダの→「APP」→「IrfanView」→「Plugins」にコピーする(C)。
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日本語化に設定する

 先ず、「IrfanView Portable」を起動したら、日本語が表示できるように設定をする。
1.USBメモリ内の「IrfanViewPortable」フォルダ内の「IrfanViewPortable.exe」ファイルをダブルクリックして、「イルファンビュー・ポータブル」を起動する(@)。
2.「Options」タブをクリックする(A)。
3.ショートカットメニューの「Change language」をクリックする(B)。
4.下記画面で、「JAPANESEDLL」を選択して、「OK」をクリックする。
5.日本語が表示された。
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多彩なレタッチ機能を持っている

 IrfanViewは、多数の画像形式に対応する軽快ビュワーとして紹介されたが、次の機能持つスグレモノである。
 リサイズや回転といった基本的な機能に加えて、明るさ/コントラスト/彩度/カラーバランス/ガンマ補正といった色調補正、赤目補正、シャープネス、多彩なフィルター(ぼかし/エンボス/油絵画/モザイクなど)充実している。 

エクスプローラ風のサムネイルウィンドウを表示する

 通常、IrfanViewは、ビューアモードで起動するが、あるフォルダについて、ビュアーが終わると、「フィアル」メニューから次のフォルダを指定しなければならない。また、誤ってビュアーを閉じてしまうと、一から起動しなければならないので不便です。 最初にイルファンビューを起動したら、「T」キーを押すか、「ファイル」メニューから「サムネイル」をクリックして、ツリー表示を備えたエクスプローラ風のサムネイルウィンドウが表示して、使用すると使い勝手がよくなる。
1.IrfanViewを起動したら、「T」キーを押すか、「ファイル」メニューから「サムネイル」をクリックする。
2.ツリー表示を備えたエクスプローラ風のサムネイルウィンドウが表示するので、フォルダを簡単に選択することができる。。
4.あるサムネイルをダブルクリックすると、ビュアーが起動する。「スペース」キーを押すと、フォルダ内の画像を次々と表示する。
5.「画像」メニューをクリックすると、「回転やリサイズ」などの加工ができる。
6.ビュアー画面を閉じても、「サムネイル」画面は残っているので、次のフォルダを選択することができる。
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このページは、下記の書庫を参照しました。
 パソコン雑誌「日経PC21」 発行 日経BP社(2012.9 P14-27)
       「PCJAPAN」 発行 ソフトバンク クリエイティブ株式会社

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