パソコン三昧 やさしい講座 〜第69回 USBメモリで、画像を手軽に閲覧&修整・加工する〜

USBメモリで、画像を手軽に閲覧&修整・加工する

編集加工:エクスプロラー型画像管理

ViX

 フリーソフト ViXは、エクスプローラ風なインターフェースの高機能マルチメディアビューア。 画像の全画面表示、拡大 / 縮小表示、スライドショー、壁紙設定、フォーマット変換、リサイズ、リネーム、 明るさ調整、色調補正、減色、コンタクトシート作成、複数のファイルをまとめて変換 / 加工 / リネームする “ 総合変換 ” ... などの画像表示&処理機能を多数揃えています。 指定したフォルダ内の画像を、サムネイル一覧で表示&管理 するファイラ的な機能も備えています。

ViX のインストール

 ウェブサイトからLZH形式ファイルを入手し、解凍してできたフォルダをUSBメモリ内にフォルダにコピーする。

●ViX の配布先

ソフト名 ViX
配布先 http://www.vector.co.jp/soft/dl/
win95/art/ se083112.html
作者 K.OKADA氏        OS 7/Vista/XP

●ダウンロード&インストールする

1.上記の配布先のURLをクリックすると、下記ページが表示されるので、「このソフトを今すぐダウンロード」をクリックする。
2.ダウンロードされた「lzh形式」ファイル(@)。
3.このファイルを解凍すると「vix221」フォルダが作られる(A)。
4.このフォルダの中に、4つのファイルが生成されている(B)。
5.解凍して作られた「vix221」フォルダを(@)、USBメモリにコピーする(A)。
 これでインストールは終わりです。
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ViX がUSBメモリで使えるように設定する

 ViX がUSBメモリで使えるように設定する。手順は次のとおり。
1.USBメモリに保存されている「ViX.exe」ファイルをダブルクリックして起動する(@)。
2.ViX画面で「設定」ボタンをクリックする(A)。
3.「設定」画面で、「履歴と設定情報」をクリックする(B)。
4.「設定情報の保存」で、「INIファイル」を選択する(C)。
5.続いて、「カタログファイル」を選択する(@)。
6.「自動登録」のチェックを外すして(A)、「OK」をクリックする(B)。
 カタログファイルを作らないと、次回その画像フォルダをViXで開いたとき、プレビュー作成に若干時間がかかります。  
6.どうしても、カタログファイルを作りたい場合は、フォルダを個別に選択して「カタログ」メニューから「登録」クリックする。
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総合変換機能

 ViXの機能は沢山あるが、中でも、総合変換機能とアルバム印刷機能ががいいですね。
 「デジカメで撮影した複数の写真をまとめて、サイズを変更して名前も変えたい」などの場合、総合変換機能を使います。
1.変換したい「画像ファイル」を選択します。何もしないと、そのフォルダの画像全体に対して行われます。
2.「画像」メニューから「総合変換」をクリックする。
3.「出力」タブ
「出力先」 変換した画像をどこに保存するか指定する。画像のあるフォルダに保存したい場合は「現在のフォルダ」にチェック、別の場所に保存したい場合は「参照」ボタンを押して場所の指定をする。「画像と同じフォルダ」を選択すると、この場合は、「Desktop」に保存されると思います。
※ご注意!!
「総合変換」機能は「OK」ボタンを押した時点で、設定された項目にしたがって変換作業を始めてしまいます。ので、必ずすべての設定が終わってから「OK」ボタンを押してください。
4.「フォーマット」タブ
保存する画像ファイルの形式を選びます。JPEGを選んだ場合、その下の「JPEG保存条件」で委細を設定可能です。
※GIFはプラグインの追加で閲覧はできますが、出力はできません。
5.「リサイズ」タブ
「リサイズを行う」にチェックを入れることでさまざまな画像サイズ変換ができる。
「サイズ指定」
縦横の幅を指定します。もともと長方形の画像を正方形指定(100×100など)して変換すると、当然画像はゆがみます。
「倍率指定」
元画像に対してn倍という指定方法です。
「横幅指定」「縦幅指定」
横もしくは縦幅を優先指定してしまう方法です。画像全体の縦横比は維持されます。
「定型」
よく使う縦横比率があらかじめププリセットされています。
6.「オプション」タブ
 ファイル名の一括変換の設定です。「元の名前を使う」にして、出力先を元画像と同じ位置にしていると、「OK」ボタンを押したときに「同じ名前のファイルがあります」と、上書き確認のウインドウが表示される。 「名前+連番」にチェックを入れ、名前に「IMAGE」、桁数に「3」と入力して出力すると、ファイル名は IMAGE0001 , IMAGE002 , IMAGE003・・・・ といったファイルとして出力される。

 必要な設定をして最後に「OK」ボタンを押すと指定された変換作業が始まってファイルが出力される。
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アルバム印刷機能

 次は、「アルバム印刷」機能です。沢山な写真を印刷して、友人などに見せるときなどに有効です。A4用紙に詰め込むだけ詰め込み印刷すると、用紙を少なくすることができます。
1.印刷する写真のフォルダを選択して、「画像」メニューから「アルバム印刷」をクリックするB。
2.「アルバム印刷」画面で「プリンタ」タブをクリックする(@)。
3.「プリンタ設定」画面で「用紙のサイズや印刷の向き」を指定して(A)、「OK」をクリックする(B)。
4.「アルバム印刷」画面に戻って、「レイアウト」タブをクリックする。
5.右ペインで、「縮小画像サイズ」や「縮小画像配置数」を指定する。
6.左ペインに、設定した内容がプレビューされる。
7.最後に「OK」をクリックして、印刷をする。

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このページは、下記の書庫を参照しました。
 パソコン雑誌「PCJAPAN」 発行 ソフトバンク クリエイティブ株式会社

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