Excel 2007 のオートフィル機能
2つのセルを同時にオートフィルするとどうなる?
数値のデータと文字と数字のデータの2つのセルをオートフィルするとどうなるか?
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- 2つセルを選択してオートフィルを実行すると、2つのセルはどちらとも「連続データ」になる。
- Ctrlキーを押しながらオートフィルを実行すると、2つのセルはどちらとも「コピー」となる。
B列C列は、連続データになる。Ctrlキーを押しながらドラッグすると、E列とF列は、コピーになる。 |
等差の連続データを作成する
連続データの入力では、もう一つポイントがある。初期値と2番目のデータを入力することで、等差の連続データを作成することができる。- 2つの数値データを元にしてオートフィルを実行すると、等差の連続データを作成できる。
- 文字列と数値の組み合わせでも、同様に等差の連続データを作成できる。
- 開始値は自由に選ぶことが可能。
- 「文字+数字」の場合は、文字の部分が完全に一致している必要がある。一致していないと、別々のデータとしてオートフィルが実行される。
- 漢字数字は連続データとならない。文字列として扱われて、コピーとなる。
1.B列は、2つの数値 2.D列は、数字と文字の組み合わせ 3.F列は、数字と文字の組み合わせで、開始地が「第9」 |
4.B列は、文字の部分が一致していないため、別々のデータとして扱われる。 5.D列は、漢字数字のため、コピーとなる。 |
間隔を開けてオートフィルの実行
間を離してデータを配置することで、1行おきや2行起きの連続データや連続コピーを作成できる。1.B列は、1つの数字と文字の組み合わせと3つの間隔。 2.E列は、1つの数字と文字の組み合わせと2つの間隔。 3.Gは、1つの数字と文字の組み合わせと1つの間隔が2つある。 |
日付の入力
日付のデータのオートフィルでは、単に日付の連番入力のほかに、「月末の日付」を連番にできる。また、「ショートカットメニュー」を使えば、「月単位」や「週日単位」また「年単位」に 切り替えることができる。また、フィルハンドルのドラッグが完了してから、オートフィルオプションで、切り替えることもできる。日付の連続データ
昭和から平成に自動的に切り替わる。1.B列は、「10月25日」と入力して、オートフィルを実行。 2.D列は、「昭和64年1月1日」と入力して、オートフィルを実行。昭和64年1月7日から平成1年1月8日に自動的に切り替わる。 |
月末の連続データ
1.B列は、「3月31日」と「4月30日」と入力して、オートフィルを実行する。 2.D列は、右ボタンを押しながらオートフィルを実行する。ショートカットメニューが表示されるので、「連続データ(月単位)」を選択する。 |
オートフィルオプションを使って切り替える
いったん連続データを作成してから「オートフィルオプション」スマートタグで切り替える方法。1.「1月31日」と入力して、オートフィルを実行して、連続データを作る。 2.マウスポインタをオートフィルオプションの上に移動して、「▼」マークが表示されたらクリックする。 3.メニューが表示されるので、「日単位、週日単位、月単位、年単位」か選択する。 |
幅広い範囲に連続データを作成する
広範囲の連続データを作成する場合は、ドラッグが大変である。そんなときは、「ホーム」タブの「編集」グループにある「フィル」から「連続データ作成」コマンドが用意されている。このコマンドを使えば、「連続データ」ダイアログボックスで内容を設定し連続データを設定できるので、フィルハンドルのドラッグのようにマウスボタンを押し続ける必要がない。1.セルを選択する。 2.「ホーム」タブの「編集」グループの「フィル」をクリックする。 3.表示されたメニューの「連続データの作成」をクリックする。 |
4.「連続データ」画面が表示される。 5.範囲の指定、ここでは、「列」を選択する。 6.種類は、「加算」を選択。 7.増分値を「10」にする。 8.停止値を「100」にする。 9.「OK」をクリックする。 10.右側のように連続データが作成される。 |
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このページは、下記の書庫を参照しました。
パソコン雑誌「PCJapan」
発行 ソフトバンク クリエイティブ株式会社(2009.11 P108-111)
パソコン雑誌「PCJapan」
発行 ソフトバンク クリエイティブ株式会社(2009.11 P108-111)