パソコン三昧 やさしい講座 〜第82回 USBメモリで、パソコンを高速化するソフトを持ち歩く〜

USBメモリで、パソコンを高速化するソフトを持ち歩く

 このページは、「巨大なファイルを削除または移動する」の DiskInfo と「メモリーの空き領域を自動的に確保する」の Wise Menory Optimizer を記載しています。

巨大なファイルを削除または移動する

DiskInfo

 大容量のファイルをパソコンにたくさん保存しているならば、DiskInfoで見つけ出して、外付けのHDDなどに移動する。Cドライブの空き容量がグッと増えて快適に使えるようになる。使い方は、メイン画面でCドライブを選択してソフトを実行すると、フォルダが容量順並び、棒グラフで表示される。これを基に大きなファイルを見つけて削除または移動する。
 Glary Utilities-Portableの「巨大ファイルを見つけて削除」とどちらのソフトを使うかは、ご自分で決めてください。

DiskInfoのインストール

 WebサイトからZIP形式のファイルをダウンロードして解凍する。解凍したフォルダーをUSBメモリにコピーする。

●ディスクインフォ の配布先

ソフト名 DiskInfo
配布先 http://http://www.vector.co.jp/soft/dl/
winnt/util/se475617.html
作者 らくちん氏 OS 8/7/Vista/XP

●ダウンロード・解凍&USBメモリにコピーする

図1. 上記の配布先のURLをクリックすると、下記画面が表示されるので、「今すぐダウンロード」をクリックする(@
図2. ダウンロードしたZIP形式ファイル@を解凍するA解凍したフォルダをUSBメモリにコピーするB
図3. USBメモリにコピーしたフォルダの中には(@)、4つのファイルが生成されている(A)。
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大きなファイルを開いて処理をする

 ここでは、操作が分かりやすくするために、「Public」フォルダの「Pictures」フォルダを開く。
図4.USBメモリにコピーしたファオルダ内の実行ファイルをダブルクリックしてソフトを起動する(@)。
メイン画面で、「ファイル」メニューの「ドライブ解析」をクリックする(AB)。
図5.「Cドライブ」を選択して、「OK」をクリックする(@A)。
図6.解析中(@)、解析が完了すると、「閉じる」をクリックする(A)。
図7.「ディスク上サイズ」を2回クリックして(@)、次に大きな大きなフォルダをダブルクリックするが、ここでは、「Users」フォルダをダブルクリックする(A)。
図8.次に「Public」フォルダをダブルクリックして(@)、「Pictures」フォルダをダブルクリックする(A)。
図9.「Sample Pictures」フォルダをダブルクリックする(@)。画面下段のファイル欄にフォルダ内のファイルが一覧で表示される。これを右クリックして、「エクスプローラ」クリックする(A)。
図10.上記のファイルが保存されているフォルダが開くので、中身を確認してファイルを削除や移動ができる。
 DiskInfo の記載は、これで終わりです。
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メモリーの空き領域を自動的に確保する

Wise Menory Optimizer

 パソコンを長時間使用していると、メモリー上にさまざまなデータが展開され空き領域が減る。これがパソコンの動作を重くする原因になる。メモリー上の使用頻度の低いデータを一部HDD上の仮想メモリーに退避させれば、パソコンの遅さを解消できる。

アプリのインストール

 Webサイトから実行形式ファイルをダウンロードして、USBメモリーにインストールする。

●ワイズ・メモリー・オブティマイザーの配布先

ソフト名 Wise Menory Optimizer
配布先 http://www.wisecleaner.com/
wise-memory-optimizer.html
提供 WiseCleaner.com OS 10/8.1/7

●ダウンロード&USBメモリーにインストールする

図1.上記の配布先のURLをクリックすると、下記画面が表示されるの「 Free Download」をクリックする(@)。
図2.ダウンロードした実行形式ファイル(A)、をダブルクリックする。「インストール先の指定」画面で、「USBメモリー」のドライブを指定して(C)、「次へ」をクリックする(D)。
図3.「完了」画面が出たら、「Wise Memory Optimizerを実行する」のチェックを外して「完了」をクリックする(EF)。これでインストールは完了です。
インストールしたUSBメモリー内のフォルダーには、1つのフォルダーと5つのファイルが生成されている(GH)。
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メモリーの空き容量を最適化する

図4.インストールしたUSBメモリー内の「wiseMemoryOptimizer.exe」実行形式ファイルをダブルクリックしてソフトを起動すると(@)。現在使用しているメモリーの容量が赤色で、また空いている容量が青色で不要辞される。「最適化」をクリックすると(A)、メモリーの空き容量を増やせる(B)。
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メモリーの空き容量を監視して最適化する

図5.画面の右上の「設定」をクリックすると(@)、右側の画面が表示される(A)。右側の画面で、「自動で最適化する」チェックが入っていることを確認する(B)。スライダーを操作して最適化を開始するメモリーの空き容量を調節できる。3分の1目安に左にスライドする(C)。下図で、「633MB」以下になったときにデータの一部がメモリーからHDDに移行される。
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Windowsで使用しているメモリー容量を確認

図5.[Ctrl]+[Shift]+[Esc]キーを押して「タスクマネージャー」を開いて(@)、「詳細」をクリックする(A)。開いた画面で「パフォーマンス」から「メモリ」を選択する(BC)。画面下の「コミット済み」を確認する(E)。この値が右上の「物理メモリー」(D)の容量の2倍より大きい場合は、ワイズ・メモリー・オブティマイザーの効果がより期待できる。
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 最後に、USBメモリ内にインストールしたフリーソフトの10個を 「パソコン高速化」グループフォルダーにまとめました。

このページは、下記の書庫を参照しました。
 パソコン雑誌「日経PC21」 発行 日経BP社(2013.8 P81)
                     (2017.11 P30)
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