パソコン三昧 やさしい講座 〜第87回 不要なファイルのゴミを削除する〜

不要なファイルのゴミを削除する

 パソコンは、Cドライブの空き容量が減ると一気に遅く重くなる。 まず、知らぬ間にパソコンに溜まる”ごみファイル”を削除する。 ここでは、フルーソフト「CCleaner(シークリーナー)」に、 アドオンソフト「CCEnhancer(シーシーエンハンサー)」を追加して利用する。

CCleaner をインストールする

CCleaner(シークリーナー)
作者:Piriform         OS:8/7/Vista/XP
http://www.piriform.com/ccleaner/download

図1 上記URLをクリックすると、下記ページが開く。「「Free」の「Piriform.com」をクリックして(@A)、ダウンロードをする。入手したファイルをダブルクリックして、インストールする(B)。
図2 インストールが終わると、デスクトップにアイコンが表示されるので、ダブルクリックして、起動する(@)。「・・・クッキーを保持しますか?」と表示されるので、「はい」をクリックする(A)。
図3 CCleanerが起動するが、「CCEnhance」を組み込むため、一度「×」をクリックしてCCleanerを閉じる(@)。
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CCEnhancerを組み込む

CCEnhancer(シーシーエンハンス)を組み込む
作者:SingularLabs.com     OS:8/7/Vista/XP
http:singularlabs.com/software/
ccenhancer/download

図4 上記URLをクリックすると、下記ページが開く。「「Multinlingual」の「Download」をクリックして(@A)、ダウンロードをする。入手したZIPファイル(B)を解凍する。
図5 ZIPファイルを解凍すると、1つのフォルダと1つのファイルが生成される(@)。「CCEnhancer.exe」ファイルをタブルクリックする(A)。表示された画面で「Download Latest」をクリックする。
これで、CCEnhancerの組み込みは完了です。

システム復元ポイントを作成する

 CCleanerで、不要なファイルを削除しても、パソコンが不具合になることはないと思いますが、念のために システム復元ポイントを作成する。

CCleanerで不要なファイルを削除する

図6 CCleanerを起動して、左サイドにある「クリーナー」をクリックする(@)。「Windows」タブを開いて、「クッキー」や「入力したアドレスやパスなど」のチェックを外す(B)。「フォームの入力」や「保存されたパスワード」のチェックを外す。(C)。
図7 「アプリケーション」タブを開く(@)。このアプリケーションでは、個々のパソコンによって表示が変わる。自分のパソコンで、使用しているアプリケーションが表示される。このアプリケーションにチェック入れると、そのアプリケーションが使用した、ごみを対象に検出してくれる(A)。あるアプリケーションで使用した、もろもろの情報を残したい場合は、チェックを外す。そして、「解析」をクリックする(B)。
図8 解析の結果が表示されます。この場合は「828MB」の削除が期待されます(@)。削除を実行する場合は、「クリンアップ開始」をクリックする(A)。 
図9 下記画面で「OK」をクリックする(@)。
図10 クリーンアプが完了した(@)。
 これで、約830MBを確保することができました。

ほかにもいろんな機能がある

 CCleaner自身、「クリーナー(ごみファイルの削除)」以外に「レジストリの整理」、「インストール情報」、「スタートアップ」、「ファイルファインダー」、「システムの復元」などの機能がある。

●レジストリの整理

 レジストリをスキャンして、不要な情報を削除する。
図11 左サイドにある「レジストリ」をクリックして(@)、「問題点をスキャン」をクリックすると(A)、不要な情報を検出する。「問題点を解決」をクリックすると(B)、不要な情報を削除する。

●インストール情報

 インストールされているソフトを表示し、アンインストールができる。
図12 左サイドにある「ツール」を選択して(@)、「インストール情報」をクリックすると(A)、インストールされているソフトが表示される。不要なソフトを選択する(B)。
図13 右サイドにある「アンインストール」をクリックすると削除される(C)。

●スタートアップ

 スタートアップのプログラムが表示され、「有効」「無効」の指定ができる。
図14 左サイドにある「ツール」を選択して(@)、「スタートアップ」をクリックすると(A)、プログラムが表示される。プログラムを選択する(B)。
図15 右サイドにある「有効」または「無効」をクリックすると「自動起動を有効、無効」に設定できる(C)。

●ファイルファインダー

 重複ファイルの検索ができる。
図16 左サイドにある「ツール」を選択して(@)、「ファイルファインダー」をクリックする(A)。重複ファイルを検索できるようです(B)。

●システムの復元

 システムの復元ポインタを表示して、不要なポインタを削除できる。
図17 左サイドにある「ツール」を選択して(@)、「システムの復元」をクリックする(A)。復元ポインタが表示されるので、不要なポインタを選択して(B)、「削除」をクリックする(C)。

 CCleanerの「クリーナー」機能について、記述しました。他の機能については、こちらのサイトが詳しく説明しています。
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このページは、下記の書庫を参照しました。
 日経PC21 2013年3月号(P38-P39)

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