仮想ドライブを構築する
Webサイトからファイルをダウンロードしたとき、たまに、拡張子が「.img」や「.iso]のファイルがある。また、数多いフォルダやファイルを取り扱うときは、「.iso」ファイルに変換して、1つのファイルにする場合が多い。この拡張子「.img」や「.iso」ファイルは、ISOイメージファイルのことである。このISOイメージファイルは、このままでは、取り扱うことができない。そこで、よく CD-R/DVD-Rに書き込んで使用される。しかし、新しいISOイメージファイルが出て来るたびに、CD-R/DVD-Rに書き込むのも大変である。そこで、仮想のドライブを作成して、その仮想ドライブに、ISOイメージファイルをマウントする。そして、マウントして、仮想ドライブを開くと、ISOイメージファイルが、元の状態(変換される前の状態)に表示され、あたかも本物のCD-R/DVD-Rとして操作することができる。、この仮想ドライブを作成するツールとして、「DAEMON Tools」ツールで操作手順を記述する。
「DAEMON Tools」ツールのインストール
ソフト名 | DAEMON Tools |
入手先 | http://cowscorpion.com/dl/ DAEMONTools.html |
作者 | VeNoM386 & SwENSkE |
(1)上表の入手先のURLをクリックすると、下記の画面が表示されるので、「daemon40xx-x86.exe」をクリックする。 |
(2)下記画面で[保存]をクリックして、ダウンロードファイルを任意の場所に保存する。 |
(3)ダウンロードした「daemon40xx-x86.exe」ファイルをダブルクリックして起動する。 |
(4)下記画面で、[Next]をクリックする。 |
(5)下記画面が表示されるので、[I Agree]をクリックする。 |
(6)下記画面で、[OK]をクリックする。 |
(7)下記画面で、[Next]をクリックする。 |
(8)インストール先を設定して、[Install]をクリックする。 |
(9)インストール実行中。 |
(10)インストールが終了すると下記画面が表示されるので、[Fnish]をクリックする。 |
(11)インストールが終了すると、デスクトップに「DAEMON Tools」のアイコン表示される。また、タスクバーに下記画面のように、「アイコン」が表示される。これで、インストールは完了です。 |
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「DAEMON Tools」ツールの日本語化
このソフトをインストールするときは、「スパイウェア」に注意すること。
ソフト名 | DAEMON Tools 日本語ランゲージファイル インストーラ版 |
入手先 | http://www.nihongoka.com /jpatch_a-d.html |
作者 | katgum |
(1)上表の入手先のURLをクリックすると、下記の画面が表示される。 |
(2)上記画面で、下にスクロールすると、下記画面のように、「DAEMONT Tools」が出てくる。「4.0.8 インストーラ版」をクリックする。 |
(3)下記画面で[保存]をクリックして、ダウンロードファイルを任意のフォルダに保存する。ここでは、フォルダ名を「daemonttoolsjp」とした。 |
(4)ダウンロードした「daemonttoolsjp」フォルダの中の「dt408inst_jp.zip」ファイルを解凍すると、「dt408inst_jp.exe」とreadme.txt」の2つのファイルが生成される。ファイルの「解凍の手順は、こちらを参照してください。 |
(5)「4.0.8 インストーラ版」ファイルのダウンロートと解凍が終了したならば、一旦「DAEMON Tools」ツールを終了させる。タスクバーにある「DAEMONT Tools」アイコンを右クリックして、「終了」をクリックする。 |
(6)「4.0.8 インストーラ版」ファイルのダウンロートして、解凍した後生成されたファイルの内、「dt408inst_jp.exe」ファイルをダブルクリックする。 |
(7)下記画面で、[アップダート]をクリックする。 |
(8)「アップデートのインストールが完了しました。」の画面が表示されるので、[OK]をクリックする。 |
(9)ここで、「アドウェア(スパイウェア)を発見しました!」とアンチウイルスソフトが検出した。「チェストに移動」をクリックして、この場を凌いだ。 |
(10)日本語化に設定するため、デスクトップの「DAEMON Tools」アイコンをダブルクリックする。 |
(11)タスクバーにある「DAEMON Tools」アイコンを右クリックして、「Option」に続いて、「Language」にマウスポインターを移動して、「Japanese」をクリックする。 |
(12)再度、タスクバーにある「DAEMON Tools」アイコンを右クリックすると、日本語でメニューが表示される。「仮想CD/DVD-ROM」にマウスポインターを置くと、「デバイス0:[F:]メディアなし」と表示される。これは、「DAEMON Tools」ツールをインストールしたときに、自動的に仮想ドライブを1台作成したことである。「デバイス0:[F:]」の[F:]は、パソコンのドライバ設置の数により違ってくる。 |
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仮想ドライブ数を指定
「DAEMON Tools」ツールをインストールしたときは、仮想ドライブは、1台のみ作成されるが、最大4台まで作成することが出来る。
(1)タスクバーにある「DAEMON Tools」アイコンを右クリックする。「仮想CD/DVD-ROM」にマウスポインターを置くと、メニューが表示されるので、「デバイス数を指定」にマウスポインターを置く。 |
(2)また、メニューが表示されるので、「4ドライブ」をクリックする。 |
(3)処理が始まる。 |
(4)処理が終わると上記画面が消えるので、タスクバーにある「DAEMON Tools」アイコンを右クリックする。「仮想CD/DVD-ROM」にマウスポインターを置くと、「デバイス」が4台表示される。 |
(5)マイコンピュータで見ると仮想DVDドライブが4つ存在する。 |
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仮想ドライブパラメータの設定
「DAEMON Tools」ツールは、デバイスパラメータを自動的に振付ける。このドライブラメータの設定を変更することが出来る。
(1)タスクバーにある「DAEMON Tools」アイコンを右クリックする。「仮想CD/DVD-ROM」にマウスポインターを置くと、メニューが表示されるので、ここでは、「デバイス0:[F:]」にマウスポインターを置く。 |
(2)メニューが表示されたら、「ドライブパラメータの設定」をクリックする。 |
(3)下記画面が表示されるので、「ドライブレター」を選択する。ここでは、[L:]を選択する。 |
(4)下記画面で、[OK]をクリックする。 |
(5)再度、タスクバーにある「DAEMON Tools」アイコンを右クリックする。「仮想CD/DVD-ROM」にマウスポインターを置くと、メニューが表示されるので、「デバイス0:[F:]」が「デバイス0:[L:]」に変更されていることを確認する。 |
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仮想ドライブのマウント
仮想ドライブにマウントするということは、ISOイメージファイルを仮想ドライブに割り付けることである。よって、拡張子「.img」や「.iso」が見えるように「表示」の設定を変更しておく必要があります。 その設定手順は、こちらを参照してください。
●拡張子「.img」ファイルをマウントする
(1)タスクバーにある「DAEMON Tools」アイコンを右クリックする。「仮想CD/DVD-ROM」に続いて、「デバイス0:[L:]」にマウスポインターを置く。 |
(2)メニューが表示されるので、「イメージをマウント」をクリックする。 |
(3)拡張子「.img」ファイルを見るためには、ファイルの種類を「すべてのファイル」に設定する。 |
(4)ファイルの場所を選択して、マウントする「.img」ファイルをクリックして、[開く]をクリックする。 |
(5)すると、「.img」ファイルのソフトが自動起動する。 |
●拡張子「.iso」ファイルをマウントする
(1)次に、スクバーにある「DAEMON Tools」アイコンを右クリックする。「仮想CD/DVD-ROM」に続いて、「デバイス1:[L:]」にマウスポインターを置と、メニューが表示されるので、「イメージをマウント」をクリックする。 |
(2)ファイルの種類が「すべてのファイル」であることを確認する。ファイルの場所を設定して、マントする「.iso」ファイルをクリックして、[開く]をクリックする。 |
(3)すると、「.iso」ファイルのソフトが自動起動する。 |
(4)マイコンピュータで見るとDVDドライブ[K:]と[L:]の2つがマウントされている。 |
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仮想ドライブのアンマウント
●仮想ドライブ[L:]をアンマウントする
(1)タスクバーにある「DAEMON Tools」アイコンを右クリックする。「仮想CD/DVD-ROM」に続いて、「デバイス0:[L:]」にマウスポインターを置く。 |
(2)メニューが表示されるので、「イメージをアンマウント」をクリックする。 |
(3)再度、タスクバーにある「DAEMON Tools」アイコンを右クリックする。「仮想CD/DVD-ROM」にマウスポインターを置く。「デバイス0:[L:]」が「メディアなし」になる。 |
●仮想ドライブ[K:]をアンマウントする
(1)タスクバーにある「DAEMON Tools」アイコンを右クリックする。「仮想CD/DVD-ROM」に続いて、「デバイス1:[K:]」にマウスポインターを置く。メニューが表示されるので、「イメージをアンマント」をクリックする。 |
(2)再度、タスクバーにある「DAEMON Tools」アイコンを右クリックする。「仮想CD/DVD-ROM」にマウスポインターを置く。「デバイス1:[K:]」が「メディアなし」になる。 |
(3)マイコンピュータを開いて見ると、DVDドライブの「K:」と「L:」がアンマウントされていることが分かる。 |
「仮想ドライブ作成ツール」の操作は、簡単でしょう。皆さん試してみましたか?
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