パソコン三昧 やさしい講座 〜第104回 見開きページにページの付け方〜

見開きページにページ番号の付け方(Word)

 Wordで見開きページを作り、左右にページ番号を付ける手順を記述します。Word2010で話を進めます。

見開きページに設定する

 A4用紙を横にした、見開きページを作る。先ずは、Word2010を起動する。

図1.「ページレイアウト」タブの「印刷の向き」で、「横」を選択する(@〜B)。
図2.次に「ページレイアウト」タブの「余白」で、「見開き」を選択する(@〜B)。これで、見開きベージができる。
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ページ番号を付ける

 A4横用紙に、左側に奇数が、右側に偶数のページ番号が付くように作業を進める。

フッダーにテキストボックスを描画する

フッダーを挿入する

 フッダーを挿入するが一度、削除する。

図3.「挿入」タブの「フッダー」で、「空白」を選択する(@〜B)。
図4.フッダー用のテキストボックスが表示されるが、選択して(C)、「Delete」キーで削除する。

●フッダーの左右にテキストボックスを描画する

図5.「挿入」タブから「テキストボックス」の「横書きテキストボックスの描画」を選択する(@〜B)。
図6.フッダーの左側にテキストボックスを描画する(C)。図5の操作を繰り返して、フッダーの右側にテキストボックスを描画する(D)。
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テキストボックスにページ番号の式を入れる

 フッダーの左右のテキストボックスにページ番号の式を入れるが、ここが大事なところです。 テキストボックスの中に「{{ }}」を入れるが、このとき[Ctrl]+[F9]キーを2回押す。手で入力してはダメです。
そして、次の式を入力する。
   左側は、{page}*2-1}
   右側は、{page}*2
式を入力したあと、[Alt]+[F9]キーを2回押すと、数字に変化される。
そのあとは、[Alt]+[F9]キーを1回押たびに、式、数字と繰り返す。

●[Ctrl]+[F9]を2回押した後に式を入力する

 テキストボックスにカーソルを表示させて、[Ctrl]+[F9]キーを2回押すと、テキストボックスの中に「{{ }}」が表示される。この作業を右側のテキストボックスにも同様な操作を行う。

図7.「テキストボックス」にカーソルを表示させて、[Ctrl]+[F9]キーを2回押すと、テキストボックスの中に「{{ }}」が表示される(@)。同じ操作を右側のテキストボックスにも行う。
図8.左のテキストボックスには、{{page}*2-1}を入力(赤字) し(@)、右のテキストボックスには、{{page}*2}を入力(赤字)する(A)。

●[Alt]+[F9]を2回押して数字に変換する

 2つのテキストボックスのページ番号の式が入力できたら、[Alt]+[F9]キーを2回押すと、テキストボックスの中の式が数字に変換される。
そのご、[Alt]+[F9]キーを1回押すたびに、式、数字を繰り返して表示される。

図9.両方のテキストボックスに、式の入力が終わったら、[Alt]+[F9]キーを2回押すと、数字に変換される(@A)。
図10.次からは、[Alt]+[F9]キーを1回押すたびに、式に(@A)、数字に変換される(BC)。
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テキストボックスを編集する

 左右のテキストボックスの「図形の塗りつぶし」、「図形の枠線」、「配置」、「フォントやサイズ」を編集する。

●図形の塗りつぶし

 テキストボックスの中を透明「色なし」にする。

図11.「テキストボックス」を選択する(@)。描画ツールの「書式」タブをクリックして(A)、「図形の塗りつぶし」をクリックする(左のボタンをクリックしないように)(B)。色見本が表示されるので、「塗りつぶしなし」をクリックする(C)。

●図形の枠線

 図形の枠線は、通常「色なし」に設定する。

図12.「テキストボックス」を選択する(@)。描画ツールの「書式」タブをクリックして(A)、「図形の枠線」をクリックする(左のボタンをクリックしないように)(B)。色見本が表示されるので、「線なし」をクリックする(C)。

●フォントの設定

 文字の書体を変更できる。

図13.「テキストボックスの数字」をドラッグして(@)、「ホーム」タブを選択して(A)、フォントの右にある「▼」のクリックして(B)、表示される書体を「スクロールバー」を使って(C)、好きな「フォント」を選択する(D)。(注、テキストボックスは、見やすいように移動しています。実際にはフォント一覧に隠れます。)

●サイズの設定

 文字の大きさを変更できる。

図14.「テキストボックスの数字」をドラッグして(@)、「ホーム」タブをクリックして(A)、サイズの右にある「▼」をクリックする(B)。「フォントサイズ」が表示されるので、好きなもサイズを選択する(C)。

●配置

 ページ番号の配置を設定する。

図15.マウスポインターをテキストボックスの枠線上で、@の印に変わったら、ドラッグして移動できる。
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ページ番号数を確認する

 一度フッダーを閉じる。そしてページを増やす。ページ番号数が増えることを確認する。

図16.一度フッダーを閉じる。「テキストボックス」をクリックして(@)、「ヘッダー/フッダー ツール」の「デザイン」タブをクリックして(A)、「ヘッダーとフッダーを閉じる」をクリックする(B)。
図17.次にページを増やす。「ページレイアウト」タブの「区切り」の「改ページ」を選択する(@〜B)。これでページ番号が増える。
図18.ページが3,4となっている(@A)。

 何故、ページの式を入力する際、[Ctrl]+[F9]キーを2回押すのか、式を入力したあと、[Alt]+[F9]キーを2回押すとページ番号に変換されるのかをよく理解できていない(管理人)。でも、確かに1枚の用紙に2つのページ番号が付けられる。これは使えます。

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