パソコン三昧 やさしい講座 〜第111回 USBメモリで、セキュリティ強化ツールを持ち歩く〜

USBメモリで、セキュリティ強化ツールを持ち歩く

スパイウェアをチェックする

 パソコンが遅くなる、重くなるの原因のひとつにウイルスに感染している場合や悪質なソフトがインストールされている場合が考えられる。そこで、スパイウェアをチェックするソフトを実行する。
 スパイウェアのチェックは、「Spybot - Search & Destroy Portable」を使う。

Spybot - Search & Destroy Portable

アプリのインストール

 ウェブサイトから実行形式ファイルを入手し、USBメモリー内のフォルダーにインストールする。

●スパイボット サーチ&デストロイ・ポータブルの配布先

ソフト名 Spybot - Search & Destroy Portable
配布先 http://portableapps.com/apps/security/
spybot_portable
作者 PepiMK Software OS 10/8/7/Vista/XP

●ダウンロード&USBメモリーにインストールする

図1.上記の配布先のURLをクリックすると、下記ページが表示されるので、「Download x.x」をクリックする(@)。
図2.ダウンロードされた「実行形式」ファイルをダブルクリックする(A)。「Language のSelect」画面で、「日本語」を確認して、「OK」をクリックする(B)。「Installer」画面で、「インストール先フォルダー」欄が表示されたら、「USBメモリー」ドライブを指定して(C)、「インストール」をクリックする(D)。
図3.「完了」画面が表示されたら、「完了」をクリックする(E)。これで、インストールは完了です。
図4.早速、USBメモリーにインストールされたフォルダーの中の実行形式ファイルをダブルクリックして実行する(F)。「日本語表示」にするため、「Advanced User Mode」をクリックする(G)。
図5.下記画面で「Settings」をクリックする(H)。「Settings」画面が表示されるので「Lauguage」タブをクリックする(I)。日本語を探したが見当たらない。
 手順2(図3)で「日本語」を選択したにも関わらず、日本語に表示することができませんでした。Webで調べると、「ネットセキュリティプログ」サイトさんが「日本語化ファイル」を提供していることを知り、日本語パッチを適用することにした。
 
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日本語化ファイルを追加する

 ウェブサイトからZIP形式ファイルを入手し、解凍する。Sypbot Portableを閉じておく。解凍した日本語化ファイルをSpybot - Search & Destroy Portableをインストールしたフォルダー内にコピーする。手順は次の通り。

●日本語化ファイルの配布先

ソフト名 Spybot - Search & Destroy Portable
    -日本語化パッチ
配布先 http://www.japan-secure.com/entry
/blog-entry-241.html#i-4
作者 TiltStr OS 10/8/7/Vista/XP

●ダウンロード・解凍&インストールしたフォルダー内にコピーする

図6.上記の配布先のURLをクリックすると、下記ページが表示されるので、5、日本語化ファイル(最新バージョン)の「Spybot - Search & Destroy」のセットアップファイルの日本語化ファイル」をクリックする(@)。
図7.ダウンロードされた「ZIP形式」ファイルを解凍する(A)。解凍したフォルダを開くと「ja」フォルダーと「~.txt」ファイルが生成される(B)。
図8.解凍して生成された「ja」フォルダーを(C)、「Spybot - Search & Destroy Portable」をインストールしたフォルダー内の、「locale」フォルダーに(D)、コピーをする(E)。これで日本語化ファイルのインストールは終わりです。私の場合は、「\SpybotPortable\App\Spybot\locale」にありました。
図9.「Settings」で再度、日本語表示にするために「Lunguage」タブをクリックすると(F)、「日本語(日本)」が出てきました。選択して(G)、「OK」をクリックして(H)、一度、ソフトを終了させ、再度起動すると日本語で表示されました(I)。
 
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Spybot - Search & Destroy Portableの実行

 日本語化ファイルを追加して、Spybot Portabe を実行してみた。約3時間20分かかった。検出は、260件ほどあった。前以て、システムのバックアップは していたので、思いきいて、「修正」を実行した。修正は無事終了した。その後、パソコンは正常に動作をした。一度は、Spybot Portableを実行してはどうでしょうか。
図10.USBメモリー内にインストールしたフォルダーの中にある実行ファイル「spybotPortable.exe」をダブルクリックしてソフトを起動する(@)。「メイン画面」で、「システムスキャン」をクリックする(A)。
図11.スキャン結果が表示される。「修正」をクリックすると、チェックの付いた項目は、すべて修正される。

 Sypbot Portableの説明は、ここで終わりです。
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 最後に、USBメモリ内にインストールしたフリーソフトの5つを 「セキュリティ」グループフォルダにまとめました。


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このページは、2016年9月1日につくりました。
 

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