パソコン三昧 やさしい講座 〜第77回 Excel 2007 の並べ替えとオートフィルタ機能〜

Excel 2007 の並べ替えとオートフィルタ機能

列方向のデータを並べ替える

 並べ替えは行を並べ替えるのが基本です。しかし、列方向を並べ替えることもできる。 「1月売上」、「2月売上」、「3月売上」を「3月売上」、「2月売上」「1月売上」に並べをする。
「ホーム」タブの場合
1.E列〜G列をすべて選択して、「ホーム」タブをクリック、「編集」グループの「並べ替えとフィルタ」をクリックして、「ユーザー設定の並べ替え」をクリックする。
「データ」タブの場合
.E列〜G列をすべて選択して、「データ」タブをクリック、「並べ替えとフィルタ」グループの「並べ替え」をクリックする。
3.「並べ替え」画面が表示されるので、「オプション」をクリックする。
4.並べ替えオプション」画面が表示されるので、方向を「縦に」替えて、「OK」をクリックする。
5.最優先キーの行の部分の「▼」ボタンをクリックして、「行1」を選択する。
6.順序のところを「降順」に設定して、「OK」をクリックする。
7.列が入れ替わりました。
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オートフィルタで希望のデータだけを表示する

 オートフィルタでは希望のデータだけを抽出して表示できる。そして、オートフィルタ機能をオフにすると、元のデータが表示される。なかなか便利な機能です。

オートフィルタ ボタンの表示の仕方

 任意のセルを選択して、「ホーム」タブの「編集」グループにある「並べ替えとフィルタ」をクリックして、表示されたメニューの「フィルタ」をクリックする。「データ」タブの場合は、「並べ替えとフィルタ」グループにある「フィルタ」をクリックする。
 「フィルタ」をクリックすると、先頭行にある項目名に「オートフィル ボタン」が表示される。再度、「フィルタ」をクリックすると、「オートフィル ボタン」は消える。データも元の状態に戻る。
「ホーム」タブの場合
1.任意の1セルを選択して、「ホーム」タブをクリック、「編集」グループの「並べ替えとフィルタ」をクリックして、 表示されたメニューの「フィルタ」をクリックする。
「データ」タブの場合
2.任意の1セルを選択して、「データ」タブをクリック、「並べ替えとフィルタ」グループの「フィルタ」をクリックする。
3.先頭行の各項目名に「オートフィルタ ボタン」が表示される。
4.再度、「フィルタ」ボタンをクリックすると、「オートフィルタ ボタン」は、消える。データも元のデータが表示される。

オートフィルタ機能を実行する

 表示したいデータは、青森県、秋田県、茨城県、岩手県とする。
1.項目名「地域」にある「オートフィルタ ボタン」をクリックする。
2.(すべて選択)が「ON」になっているので、一度「OFF」にする。
3.そして、表示したい「県名」を「ON」にする。
4.「OK」をクリックする。
.4つの県のみのデータが表示される。
6.「フィルタ」ボタンをクリックすると、「オートフィルタ ボタン」が消えて、データは元のデータが表示される。

ワンタッチでフィルタリングをする

 希望のデータが入力されているセルを右クリックすることで、自動的にフィルタリングができる。これは便利です。
1.希望のデータが入力されているセルを右クリックする。
2.表示されたメニューの「フィルタ」をポイントすると、メニューが表示される。
3.表示されたメニューの「選択されたセルの値でフィルタ」をクリックする。
.自動的に「オートフィルタ ボタン」が表示され、且つ選択したセルの値でフィルタリングされている。
この場合は、「第1営業部」で抽出された。
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複雑なフィルタを設定する機能

 オートフィルタ ボタンの「▼」マークをクリックして表示されるメニューのことを、「ドロップダウンメニュー」と呼ぶ。 このドロップダウンメニューには、データタイプに応じて「テキストフィルタ」、「数値フィルタ」、「日付フィルタ」などのコマンドが表示される。例えば、「数値フィルタ」をクリックすると、「トップテン」など、さまざまな設定でデータを抽出することができる。

各フィルタのドロップダウン メニューを見る

「テキストフィルタ」の場合
1.C列のドロップダウンメニューは「指定の値に等しい〜ユーザー設定フィルタ」がある。
「数値フィルタ」の場合
.E列のドロップダウンメニューは「指定の値に等しい〜ユーザー設定フィルタ」がある。
2.「トプッテン」、「平均より上」、「平均より下」などがある。
「日付フィルタ」の場合
1.I列のドロップダウンメニューは「指定の値に等しい〜ユーザー設定フィルタ」がある。

ANDとORを使った複雑なフィルタリング

 「ユーザー設定フィルタ」コマンドを選択すると、「オートフィルタオプション」ダイヤログボックスが表示される。ここで、「AND」や「OR」を使った条件が設定できる。
1.D列のドロップダウンメニューから「ユーザー設定フィルタ」を選択する。
.「オートフィルタオプション」画面が表示される。
3.「抽出条件の指定」に「AND」や「OR」が出てくる。
4.画面のように設定して、「OK」をクリックした。
5.下記のデータが抽出された。
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このページは、下記の書庫を参照しました。
 パソコン雑誌「PCJapan」 
  発行 ソフトバンク クリエイティブ株式会社(2009.12 P106-109)

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