USBメモリで、パソコンを高速化するソフトを持ち歩く
HDDでデフラグを実行する
高速化の仕上げは、HDDのデフラグです。HDDはクラスターという単位で分けられ、ファイルのデータを各クラスターに分割して保存している。HDDに十分な空きがあるときは、データは連続するクラスターに保存される。
しかし、パソコンを使い込んで空き領域が少なくなると、HDD内の離れた場所にバラバラに保存されるようになる。これが断片化です。こうなるとデータの読み出しに時間がかかるようになる。これを連続したデータに並べ替えるのがデフラグです。
ここで使うのは、「Smart Defrag Portable」。定番ソフトのポータブル版です。”スマート”の名の通り、パソコンの断片化の度合いによって、適切な処理方法を提示してくれるので、最小の時間で最大の効果が得られる。
他に、JkDefrag Portable ソフトとUltraDefrag Portableソフト(2017/10/2 追加)があります。どちらのソフトを使うかはご自分で決めてください。
topへ
topへ
このページのTop へ
JkDefrag Portable へ
しかし、パソコンを使い込んで空き領域が少なくなると、HDD内の離れた場所にバラバラに保存されるようになる。これが断片化です。こうなるとデータの読み出しに時間がかかるようになる。これを連続したデータに並べ替えるのがデフラグです。
ここで使うのは、「Smart Defrag Portable」。定番ソフトのポータブル版です。”スマート”の名の通り、パソコンの断片化の度合いによって、適切な処理方法を提示してくれるので、最小の時間で最大の効果が得られる。
他に、JkDefrag Portable ソフトとUltraDefrag Portableソフト(2017/10/2 追加)があります。どちらのソフトを使うかはご自分で決めてください。
Smart Defrag Portable
アプリのインストール
Webサイトから実行形式のファイルをダウンロードして、USBメモリにインストールする。●スマートデフラグ・ポータブル の配布先
ソフト名 | Smart Defrag Portable | ||
配布先 | http://portableapps.com/apps/utilities/ smart_defrag_portable |
||
作者 | IObit Information Technology氏 | OS | 7/Vista/XP |
●ダウンロード&USBメモリにインストールする
1.上記の配布先のURLをクリックすると、下記画面が表示されるの「Download 2.6」をクリックする(@)。 | |
2.ダウンロードした実行形式ファイル(@)、このファイルをダブルクリックすると「Smart Defrag Portable」画面が表示されるので、「日本語」を選択して(A)、「OK」をクリックする(B)。 | |
3.「Smart Defrag Portable | PortableApps.com Installer」というウィザートが開くので、指示に従って操作を進める。この画面では、「次へ」をクリックする(@)。 | |
4.「インストール先を選んでください。」画面では、 「参照」ボタンをクリックして、USBメモリ内のフォルダを選択する(@)。 5.インストール先フォルダの枠に「USBメモリ内のフォルダ」が表示されたことを確認して(A)、「インストール」をクリックする(B)。 |
|
6.この画面が表示されたら、インストールは終わりです。「完了」をクリックする(@)。 | |
7.USBメモリに「SmartDefragPortable」フォルダが作られ(@)、フォルダの中に3つのフォルダと2つのファイルが生成されている(A)。 | |
日本語の表示に切り替える
日本語で表示できるように切り替える。1.USBメモリ内の「SmartDefragPortable.exe」実行形式ファイルをダブルクリックしてソフトを起動する(@)。 2.「Smart Defrag」画面で「Settings」をクリックする(A)。 |
|
3.「Settings」画面で、画面左にある「User Interface▼」ボタンをクリックして(@)、「日本語」を選択して(A)、「OK」をクリックする(B)。これで日本語の表示に替わります。 | |
ディスクの状況を分析して最適化をする
ソフトの起動中は、メモリの空きが少なくなると自動的に最適化される。CPUの稼働率の低いときに、最適化を実行してくれる。1.対象とするドライブにチェックを入れて(@)、「分析」をクリックすると(A)、分析が始まる。 | |
2.分析中 | |
3.分析が終わると結果が表示される(@)。「デフラグと高速最適化」をクリックする(A)。 | |
4.動作中。作業には十数分かかるが、その間にパソコンで別の作業をすることもできる。 | |
5.最適化の完了です。 分析の結果、断片が"27595"あったが、最適化の結果、"0"になった。時間は約33分でした。 |
|
このページのTop へ
JkDefrag Portable へ
このページは、下記の書庫を参照しました。
パソコン雑誌「日経PC21」 発行 日経BP社(2012.9 P28-33)
パソコン雑誌「日経PC21」 発行 日経BP社(2012.9 P28-33)