圧縮ツールの操作手順

　「圧縮」より「解凍」する場合が多いかもしれませんが、容量の大きな「ファイル」を圧縮して保存すれば、メモリ使用容量を少なくすることができます。また、メールの添付は、ファイル単位ですので、一度に多くのファイルを添付することはできません。このような場合は、フォルダに複数のファイルをまとめて、そのフォルダを圧縮すれば、一つの圧縮ファイルとなります。この圧縮ファイルを添付すれば、一度のメール送信で済みます。但し、メールを受け取り側も「解凍ツール」が必要です。今回、この「Lhaz」の圧縮ツールの操作手順を記述します。

「圧縮(ZIP形式）フォルダ」を使う場合

　Windows Vista の「送る」メニューの中に「圧縮(ZIP形式）フォルダ」がある。この機能を使えば、ZIP形式の圧縮ファイルができる。但し、ZIP形式のみである。

１．圧縮する「フォルダ」を右クリックして、「送る」を選択する。
２．表示されるメニューの「圧縮(ZIP形式）フォルダ」をクリックする。
これで圧縮ファイルができる。

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「Lhaz」ソフトを使う

　「Lhaz」ソフトを使うと、いろいろな圧縮形式で、圧縮ファイルを作ることができる。

「Lhaz」のインストール

　「Lhaz」ソフトのインストールは、「やさしい講座」の第１回を参照してください。

オプションの設定

　圧縮ファイルが、デスクトップ上にできるようして、且ついろんな圧縮形式を選択できるように設定をする。

１．「LhazXXX.exe」ファイルをダブルクリックすると、実行する。
２．「Lhaz」の画面で、「オプション」アイコンをクリックする。
３．「オプション」画面で、「圧縮」タブをクリックする。
４．圧縮フォルダ枠に、デスクトップのパスを指定する。
５．「圧縮先を開く」のチェックボックスを「On」にする。
６．一発圧縮枠で、「ホップアップ」のチェックボックスを「On」にする。
７．個別圧縮枠で、「フォルダ毎」のチェックボックスを「On」にする。

８．「オプション」画面の「関連付け」タブをクリックする。
９．「コンテキストメニューに「Lhazで圧縮」を追加」のチェックボックスを「On」にする。
10．「OK」をクリックして、「Lhaz」の「×」をクリックして閉じる。

圧縮メニューの説明

　圧縮したいフォルダまたはフィルを右クリックすると、メニューが表示される。そのメニューの中の「Lhazで圧縮」をクリックする。再び、メニューが表示される。このメニューについて説明をする。

１．圧縮しようとする「フォルダ」または、「ファイル」を右クリックする。
ここでは、「Driver」フォルダを右クリックしてメニューで「Lhazで圧縮」を右クリックする。

２．下記画面が表示される。
①は、圧縮場所を指定する。通常は、デスクトップをクリックするといい。
②は、圧縮後のファイル名を指定する。通常は、自動的に付加されている。
③は、圧縮形式を指定する。現在表示されている形式と別な形式を指定する場合は、この位置にマウスポインタを置くと、３．項の画像のように圧縮形式の画面が表示される。