やさしい講座 〜第53回 Microsoft ペイントで絵を描こう〜

Microsoft ペイントで絵を描こう

 暑中見舞いや年賀状の文面には、いろんなサンプルがあるが、自分でオリジナルなもの作りたいと思っている方は、多くさん居られると思います。しかし、どうすれば作れるのか悩んでいる方も多いと思います。そこで、WindowsXP や Windows Vista には最初から「ペイント」というアプリケーションが、搭載されています。このソフトより、Web で配布されているペイントソフトの方が、はるかに機能が豊富だ。と言われているが、ダウンロードしたり、インストールしたりするのが面倒です。折角、Windows に搭載れている「ペイント」をがあるので、このソフトを使った方が手っ取り早いです。そこで、この「ペイント」の操作手順をまとめましたので、ご利用ください。

目次

1.「ペイント」ソフトを起動する
 ■「すべてプログラム」から起動する
 ■「スタートメニュー」から起動する
2.「ペイント ウィンドウ」の名部
 ■「カラー ボックス」について
  ●「現在の前景色」を変更する
  ●「現在の背景色」を変更する
 ■「ツール ボックス」について
 ■「オプション ボックス」について
3.ペイン ソフトの共通操作
4.「キャンパスのサイズ」を設定する
5.「ツール ボックス」の各ツールの説明
 ■鉛筆 ツール
 ■エアブラシ ツール
■ブラシ ツール
 ■直線ツール
 ■曲線ツール
 ■四角形ツール
 ■多角形ツール
 ■楕円ツール
 ■角丸四角形ツール
 ■消しゴム/カラー消しゴム ツール
 ■塗りつぶしツール
 ■色の選択ツール
 ■テキストツール
 ■選択ツール
  ●「背景付き」で選択ツールを使う
  ●「背景なし」で選択ツールを使う
 ■自由選択ツール
 ■拡大と縮小ツール

6.「メニュー バー」について
 ■「元に戻す」と「やり直し」
  ●「元に戻す」機能
  ●「やり直し」機能
 ■色を作成する
 ■描画領域の拡大とグリッドを表示させる
 ■画像を反転または回転させる
  ●画像の反転(水平方向)
  ●画像の反転(垂直方向)
  ●画像の回転
  ●画像の範囲を選択して実行
 ■画像を「傾斜」させる
  ●水平方向に傾斜
  ●垂直方向に傾斜
  ●水平と垂直方向に傾斜
 ■画像ファイルから貼り付ける
 ■カメラまたはスキャナから取り込み
7.画像の加工
 ■加工する範囲を選択する
  ●削除する
  ●コピーする
  ●移動する
  ●左右に拡大縮小する
  ●上下に拡大縮小する
  ●斜めに拡大縮小する
8.描画を保存して「ペイント」 ソフトを閉じる
 ■加工する範囲を選択する
  ●削除する



1.「ペイント」ソフトを起動する

 「ペイント」ソフトを起動するには、「スタート」ボタンをクリックして、「すべてのプログラム」から操作をする。この操作を何回か繰り返しているうちに、 「スタート」ボタンをクリックしたときに表示されるメニューに「ペイント」ソフトのアイコンが追加される。次からは、このアイコンをクリックすればよい。
  「ペイント」ソフトは、他にもWord、 Excel や家計簿などと同じようにアプリケーション ソフトと呼ばれている。これらのアプリケーション ソフトを起動する場合は、すべて同じ操作である。

■「すべてプログラム」から起動する

 最初は、「すべてのプログラム」から操作をする。

1.タスクバーの一番左にある「スタート」ボタンをクリックする。
2.表示されるメニューの左ペインの下の方にある「すべてのプログラム」を
ポイントまたはクリックする。
3.左のペインに「プログラムのメニュー」が表示される。
4.ここで、目的のプログラムを探す。今回は、「ペイント」ソフトが格納されている
「アクセサリ」を探す。
5.左のペインにない場合は、「スクロールバー」をマウスで、上下に移動して探す。
6.目的のプログラム「アクセサリ」が見つかったらクリックする。
7.「アクセサリ」の内のメニューが表示される。
8.「ペイント」を探して、クリックする。
9.「ペイント」ソフトが起動する。
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■「スタートメニュー」から起動する

 「すべてのプログラム」から目的のソフトを起動しているうちに、スタートメニューに目的のソフトのアイコンが追加されるので、スタートメニューから操作をする。

1.タスクバーの一番左にある「スタート」ボタンをクリックする。
2.表示されるメニューの左ペインにある目的のソフト「ペイント」をクリックする。
3.「ペイント」ソフトが起動する。
                         (目次へ)

1.「ペイント」ソフトを起動する

2.「ペイント ウィンドウ」の名部

 「ペイント ウィンドウ」の各部は、下図の様に呼びます。

■「カラー ボックス」について

 ペイントを起動したときのカラー ボックスは、下図の色に設定されている。カラー ボックスの一番左に四角が二つあって、 上部が「現在の前景色」を表示し、下部が「現在の背景色」を表示している。また、描画領域で、描画する際、 「現在の前景色」で描く場合は、ポインタをドラッグして描く。 「現在の背景色」で描く場合は、マウスの右ボタンを押しながらドラッグして描く。

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●「現在の前景色」を変更する

 「現在の前景色」を変更するには、カラー ボックスにある色をクリックすると変更できる。

1.カラー ボックスの「赤」をクリックすると、
「現在の前景色」は「赤」に換わる。
2.カラー ボックスの「薄緑」をクリックすると、
「現在の前景色」は「薄緑」に換わる。
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●「現在の背景色」を変更する

 「現在の背景色」を変更するには、カラー ボックスにある色を右クリックすると変更できる。 

1.カラー ボックスの「橙」を右クリックすると、
「現在の背景色」は「橙」に換わる。
2.カラー ボックスの「薄紺」を右クリックすると、
「現在の背景色」は「薄紺」に換わる。
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■「ツール ボックス」について

 「ツール ボックス」には、16個の機能が用意されているが、大きく8つに分類される。
   1.範囲を選択するための自由選択/選択
   2.消しゴムと塗りつぶし
   3.色の選択と拡大/縮小
   4.自由に書くための鉛筆/ブラシ/エアブラシ
   5.テキスト ツール
   6.直線と曲線
   7.四角形/多角形/楕円/角丸四角形
 各ツールの名称は以下の通りです。

                         (目次へ)

■「オプション ボックス」について

 「オプション ボックス」には、各ツールの「オプション」が表示される。必要に応じて「オプション」選択する。個別の「オプション」は省略するが、共通な「オプション」を説明する。

1.「線の太さ」→5つの太さが用意されている。
    

2.「塗りつぶしの効果」→「枠線のみ描画、枠線と枠内の描画、枠の塗りつぶし描画」の3つが用意されている。
    

3.「背景スタイル」→「背景も一緒に描画(移動)する、背景は描画(移動)しない」の2つが用意されている。
    
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3.ペイン ソフトの共通操作

 ペイント ソフトを使用する際の共通な操作を説明する。ペイントソフトを起動したら、
1.先ずは、キャンパスのサイズ(用紙の大きさ)を設定する。
2.「ツール ボックス」から目的の「ツール」をクリックする。
3.必要に応じて「オプション ボックス」から目的の「オプション」をクリックする。
4.「カラー ボックス」から目的の「色」をクリックする。
ここから描画の操作です。
5.ポインタを「描画領域」に移動する。
6.ポインタのマークが「ツールボックス」にあるマークと同様なマーク換わる。または□や
」、「」のマークに換わる。
7.ドラッグ&ドロップ(マウスのボタンを押さえながらマウスを任意の位置に移動させる。&マウスのボタンから指を離すこと)を繰り返して描画する。
8.ドラッグ(マウスの左ボタンを押さえる)しながら描画すると、「現在の前景色」が前方の色で、「現在の背景色」が背景の色で描画される。
9.右でドラッグ(マウスの右ボタンを押さえる) しながら描画すると、「現在の背景色」が前方の色で、「現在の前景色」が背景の色で描画される(8項と逆になる)。
10.描画が終了したら、保存して、「ペイント ソフト」を閉じる。

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4.「キャンパスのサイズ」を設定する

 先ずは、キャンパスのサイズ(用紙の大きさ)を設定する。ここでは、「はがき」のサイズに設定する。

1.メニューバーの「変形」をクリックする。
2.表示されるメニューから「キャンパスの色とサイズ」をクリックする。
4.「キャンパスの色とサイズ」の画面が表示される。
5.「単位」を「cm」 に設定して、「幅と高さ」を入力する。
ハガキは、高さ14.7cm、幅10cm である。
6.「色」は、「カラー」を選択する。
7.「OK」をクリックする。
8.これがハガキの大きさのキャンパスです。
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5.「ツール ボックス」の各ツールの説明

 「ツール ボックス」の各ツールの説明をする。

■鉛筆 ツール

 細い直線や曲線を自由に描くには、鉛筆ツールを使用する。ポインタを描画領域に移動すると、ポインタのマークが「鉛筆ツール」のマークと同じマークに換わる。ドラッグすると描画ができる。

1.ツールボックスの「鉛筆」をクリックする。
2.カラーボックスで、色をクリックする。
3.ポインタをドラッグして描くと、「現在の前景色」
で描ける。
4.マウスの右ボタンを押しながらポインタをドラッグ
して描くと「現在の背景色」で描ける。
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■エアブラシ ツール

 画像にエアブラシの効果を出すには、エアブラシ ツールを使用する。ポインタを描画領域に移動すると、ポインタのマークが「エアブラシ ツール」のマークと同じマークに換わる。ドラッグすると描画ができる。

1.ツールボックスの「エアブラシ」をクリックする。
2.オプションボックスに、「エアブラシの形状」が
表示される。
3.「エアブラシの形状」をクリックする。
4.カラーボックスで、色をクリックする。
5.ポインタをドラッグして描くと、「現在の前景色」
で描ける。
6.マウスの右ボタンを押しながらポインタをドラッグ
して描くと「現在の背景色」で描ける。
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■ブラシ ツール

 太い直線や曲線、または特殊な形状の直線や曲線を自由に描くには、ブラシ ツールを使用する。ポインタを描画領域に移動すると、ポインタのマークが「」のマークに換わる。「」の中心は、オプッション ボックスの「ブラシの形状」が表示される。ドラッグすると描画ができる。

1.ツールボックスの「ブラシ」をクリックする。
2.オプションボックスに、「ブラシの形状」が表示
される。
3.「ブラシの形状」をクリックする。
4.カラーボックスで、色をクリックする。
5.ポインタをドラッグして描くと、「現在の前景色」
で描ける。
6.マウスの右ボタンを押しながらポインタをドラッグ
して描くと「現在の背景色」で描ける。
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■直線ツール

 直線を描くには、直線ツールを使用する。ポインタを描画領域に移動すると、ポインタのマークが「」のマークに換わる。ドラッグすると描画ができる。

1.ツールボックスの「ブラシ」をクリックする。
2.オプションボックスに、「線の太さ 」が表示
される。
3.「線の太さ 」をクリックする。
4.カラーボックスで、色をクリックする。
5.ポインタをドラッグして描くと、「現在の前景色」
で描ける。
6.マウスの右ボタンを押しながらポインタをドラッグ
して描くと「現在の背景色」で描ける。
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■曲線ツール

 滑らかな曲線を描くには、曲線ツールを使用する。ポインタを描画領域に移動すると、ポインタのマークが「」のマークに換わる。ドラッグすると描画ができる。
 曲線を描くには、先ず直線を描き、描いた線上で曲げたいところポイントして、曲げたい方向へドラッグする。曲げたい個所は2か所までのようです。また、2点をポイントして、表示される直線は、楕円になる。

1.ツールボックスの「曲線」をクリックする。
2.オプションボックスに、「線の太さ」が表示される。
3.「線の太さ」をクリックする。
4.カラーボックスで、色をクリックする。
5.ポインタをドラッグして直線を描く。「現在の前景色」
で描ける。
6.マウスの右ボタンを押しながらポインタをドラッグ
して描くと「現在の背景色」で描ける。
6.曲げたいところをポイントする。
8.曲げたい方向へドラッグする。
9.もう1か所をポイントする。
10.ドラッグした。曲げたい個所は2か所のようです。
11.次に、2か所をポイントしてクリックした。
12.2か所目をクリックすると、直線が表示される。
13.線上をポイントしてドラッグすると楕円になる。
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■四角形ツール

 四角い形を描くには、四角形ツールを使用する。ポインタを描画領域に移動すると、ポインタのマークが「」のマークに換わる。ドラッグすると描画ができる。

1.ツールボックスの「四角形」をクリックする。
2.オプションボックスに、「塗りつぶしの効果」と
「線の太さ幅」が表示される。
3.「線の太さ」は、上から2番目に固定した。
4.「塗りつぶしの効果」は、上から順番に替えた。
5.「現在の背景色」を「赤」に換える。
6.ポインタをドラッグして描くと、「現在の前景色」
で描ける。
7.マウスの右ボタンを押しながらポインタをドラッグ
して描くと「現在の背景色」で描ける。
                         (目次へ)

■多角形ツール

 任意の数の辺のある図形を描くには、多角形ツールを使用する。ポインタを描画領域に移動すると、ポインタのマークが「」のマークに換わる。ドラッグすると描画ができる。
 多角形の描き方は、一辺をドラッグして描き、辺を変えるときに一度ドロップする。そして再びドラッグして二辺目を描く。何回かを繰り返して、最後の辺が結ばれたら、多角形が出来上がる。

1.ツールボックスの「四角形」をクリックする。
2.オプションボックスに、「塗りつぶしの効果」と
「線の太さ幅」が表示される。
3.「線の太さ」は、上から4番目に設定した。
4.「塗りつぶしの効果」は、上から2番目に設定した。
5.「現在の背景色」を「黄」に換える。
6.ドラッグして一辺を描く。方向を変えるときに一度
ドロップして、再度ドラッグして二辺目を描く。
7.ドラッグドとロップを繰り返し、辺が結ばれると、
多角形の出来上がり。枠の中は「黄」となる。
8.ポインタをドラッグして描くと、「現在の前景色」
で描ける。
9.マウスの右ボタンを押しながらポインタをドラッグ
して描くと「現在の背景色」で描ける。
                         (目次へ)

■楕円ツール

 楕円および円を描くには、楕円ツールを使用する。ポインタを描画領域に移動すると、ポインタのマークが「」のマークに換わる。ドラッグすると描画ができる。

1.ツールボックスの「楕円 」をクリックする。
2.オプションボックスに、「塗りつぶしの効果」と
「線の太さ幅」が表示される。
3.「線の太さ」は、上から3番目に固定した。
4.「塗りつぶしの効果」は、上から順番に替えた。
5.「現在の前景色」を「赤」に、「現在の背景色」を「薄緑」
に換える。
6.ポインタをドラッグして描くと、「現在の前景色」
で描ける。
7.マウスの右ボタンを押しながらポインタをドラッグ
して描くと「現在の背景色」で描ける。
                         (目次へ)

■角丸四角形ツール

 角が丸い四角形を描くには、角丸四角形ツールを使用する。ポインタを描画領域に移動すると、ポインタのマークが「」のマークに換わる。ドラッグすると描画ができる。

1.ツールボックスの「四角形」をクリックする。
2.オプションボックスに、「塗りつぶしの効果」と
「線の太さ幅」が表示される。
3.「線の太さ」は、上から4番目に固定した。
4.「塗りつぶしの効果」は、上から順番に替えた。
5.「現在の前景色」を「橙」に、「現在の背景色」を
「薄青」に換える。
6.ポインタをドラッグして描くと、「現在の前景色」
で描ける。
7.マウスの右ボタンを押しながらポインタをドラッグ
して描くと「現在の背景色」で描ける。
                         (目次へ)

■消しゴム/カラー消しゴム ツール

 画像の領域を消すには、消しゴム ツールを使用する。ポインタを描画領域に移動すると、ポインタのマークが「□」のマークに換わる。「□」の大きさは、オプションボックスの「消しゴムの太さ」で換わる。また、「□」の内の色は、「現在の前景色、背景色」となる。ドラッグすると「消しゴム ツール」が実行される。

1.ツールボックスの「消しゴム/カラー消しゴム」を
クリックする。
2.オプションボックスに、「消しゴムの太さ」が表示される。
2.「消しゴムの太さ」をクリックする。
3.カラーボックスから消しゴムの色をクリックする。
消しゴムの色は、「現在の背景色」のようです。
「白」をクリックした。
4.消したいところを、ドラッグする。白色で消されて
いく。
                         (目次へ)

■塗りつぶしツール

 画像全体または閉じた形を色で塗りつぶすには、塗りつぶしツールを使用する。ポインタを描画領域に移動すると、ポインタのマークが、「塗りつぶしツール」と同じマークに換わる。クリックすると「塗りつぶし」が実行される。

1.ツールボックスの「塗りつぶし」をクリックする。
6.カラーボックスで色をクリックする。
7.「塗りつぶしたい」ところにポイントしてクリック
する。
8.クリックで、「前景色」で、右クリックで「背景色」で
塗りつぶす。
                         (目次へ)

■色の選択ツール

 現在の前景色または背景色を設定するには、色の選択ツールを使用する。ポインタを描画領域に移動すると、ポインタのマークが「色の選択ツール」と同じマークに換わる。クリックするとその位置の色が選択される。

1.ここでは、ツールボックスの「塗りつぶし」をクリック
した後、ツールボックスの「色の選択」をクリックする。
2.ポインタを「選択した色」にポイントして、クリック
すると、その色が選択される。
3.クリックで、「前景色」が、右クリックで「背景色」が
選択される。
4.「薄黄色」が「前景色」に設定され、「塗りつぶし」が
実行できる。
5.同様な操作をして、「黒色」で「塗りつぶし」が
実行できる。
                         (目次へ)

■テキストツール

 画像にテキストを入力するには、テキスト ツールを使用する。ポインタを描画領域に移動すると、ポインタのマークが「」のマークに換わる。ドラッグしてテキストボックスを描き、その内にテキスト入力して行く。オプションボックスの「背景スタイル」で、テキストボックス内に色を付けるか付けないかが決まります。「背景スタイル」が分かるように、予め、キャンパスを、薄黄色で塗りつぶしている。

1.ツールボックスの「(テキストツール)」を
クリックする。
2.オプションボックスに「背景スタイル」が表示
される。
3.オプションボックスの「背景スタイル」の「有」を
クリックする。
4.現在の「前景色」を「赤」、「背景色」を「青」に
カラーボックスをクリックする。
5.ドラッグして、テキストボックスを作成する。
6.テキストボックスができると、テキスト内の色は、「現在の背景色」になる。
そして、「フォント」の画面が表示される。「フォントやサイズ」を指定する。
7.テキストボクッス内にテキストを入力する。文字色は、「現在の前景色」になる。
8.次に、オプションボックスの「背景色無」をクリックする。
9.テキストボックスを作成する。
10.テキストボックス内の色は変わらない。
11.テキストを入力する。文字色は、「赤」である。
                         (目次へ)

■選択ツール

 画像の正方形や長方形の部分を選択するには、選択ツールを使用する。この機能は、選択した部分を移動することできたり、「Delte」キーで削除することもできる。ポインタを描画領域に移動すると、 ポインタのマークが「」のマークに換わる。 ドラッグして「範囲」を選択する。オプションボックスの「背景スタイル」とカラーボックスの「現在背景色」の関係で、テキストの文字や画像が、「背景付きか付きでないか」で移動することができる。「背景スタイル」を理解できるように、予め、キャンパスに四角形を描き、四角形の内の色を「緑」している。

●「背景付き」で選択ツールを使う

 選択ツールをオプションボックスの「背景スタイル」で「背景付き」を選択して実行すると、「背景」も一緒に移動する。このとき、移動して削られた箇所が「現在の背景色」と同じ色になる。前以て、移動する個所と同じ色に「現在の背景色」を設定しておくと、削られた跡も同じ背景色となるので違和感がない。

1.ツールボックスの「選択ツール」をクリックする。
2.オプションボックスに「背景スタイル」が表示
される。
3.オプションボックスの「背景付き」をクリックする。
4.「現在の背景色」を「青」に設定する。
5.
ドラッグして範囲を選択する。
6.範囲を選択すると、ポインタのマークが
「十字の矢」に換わる。
7.緑の四角形にドラッグ&ドロップする。
背景も一緒に移動する。削られた跡は、同じ色に
なる。

●「背景なし」で選択ツールを使う

 選択ツールで選択した部分を、「背景なし」で移動したい場合は、オプションボックスの「背景スタイル」で「背景なし」を選択する。そして、「現在の背景色」を移動しょうとする部分の背景色と同じ色に設定する。これで「文字や画像」ものが移動できる。「現在の背景色」が異なれば、「背景付き」と同じ動作となる。

1.次に、オプションボックスの「背景なし」を
クリックする。
2.「現在の背景色」を同じ「青」に設定する。
3.「選択部分」を移動する。
背景色は移動しない。
                         (目次へ)

■自由選択ツール

 自由選択ツールは、画像の不規則な形の部分を選択するときに使用する。後は、「選択ツールと同じである。次の操作は、オプションボックスの「背景スタイル」を「背景なし」に設定した。

1.ツールボックスの「自由選択ツール」を
クリックする。
2.オプションボックスに「背景スタイル」が表示
される。
3.オプションボックスの「背景スタイル」を
「背景なし」をクリックする。
4.「現在の背景色」を「薄緑」に設定する。
5.花の部分を選択する。
6.見事に移動できた。

■拡大と縮小ツール

 画像の選択した部分を拡大するには、拡大鏡ツールを使用する。ポインタを描画領域に移動すると、ポインタのマークが「拡大と縮小 ツール」のマークと同じマークに換わる。クリックすると拡大に、右クリックすると縮小になる。
 また、オプション ボックスに「スライド ボタン」が表示される。「スライド ボタン」を上にスライドすると、拡大に、下にスライドすると縮小になる。ここでは、「スライド ボタン」を使って操作をする。

1.ツールボックスの「拡大と縮小ツール」を
クリックする。
2.オプションボックスに「スライド ボタン」が表示
される。
3.「スライド ボタン」を上にスライドすると拡大になる。
4.「スライド ボタン」を下にスライドすると縮小になる。

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