パソコン三昧 やさしい講座 ~第7回 Microsoft Edgeを使う~

Microsoft Edgeを使う

 Windows10では、ブラウザーが Internet Explorer(以降、IE)から Microsoft Edgeに変わった。Edgeは、ウェブページがより高速に表示できるようになったほか、インターネットの標準規格への対応を強化したのが特徴のようです。なお、標準ではないものの IEも使えます。Edgeで表示がみだれるなどの問題が起きたらIEに切り替えることができます。

起動時に開くページを変更する

 Edgeを起動したとき、初期値では「Msn Japan」のホームページが開く。よく使うページに変更する。
ここでは、3つのサイトが開くように設定する。
図1. 「・・・」をクリックして、メニューから「設定」を選択する(①②)。「設定」画面で「特定のページ」を選択する()。下の枠の右端の「V」ボタンで「カスタム」を選択する(④⑤)。URLが表示されたら「×(削除)」をクリックする()。起動時に開くページのアドレスを入力して、「+(追加)」をクリックする(⑦⑧)。⑦⑧を2回繰り返して、3つのページのアドレスを作る()。これで出来上がりです。 
図2. 一度、Edgeを閉じて、再度開くと、3つのサイトが開きました()。
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検索サイトをグーグルに変更する

 アドレスバーの検索エンジンは、初期値は「bing(ビング)」になっている。使い慣れている検索エンジンに変更する
図3. 「・・・」をクリックして、メニューから「設定」を選択する(①②)。「設定」画面で「詳細設定を表示」を選択する(③④)。「詳細設定」画面で「アドレスバーでの検索時に使う検索プロバイダー」の「変更」を選択する(⑤⑥)。「検索エンジンの変更」画面で「Google検索(自動検索)」を選択する(⑦⑧)。最後に「既定に設定」をクリックする()。これで出来上がりです。
図4. アドレスバーの検索エンジンが変わりました()。

お気に入りをほかの端末と共有する

 「お気に入りに」の内容をそっくり共有できる「同期」機能もある。パソコンだけでなく、Windows10モバイル搭載のスマートフォンとの同期も可能です。同期機能は標準で有効になっているはずなので、設定を確認しておく。同期の際は、パソコンおよびスマホのWindows10に、同じマイクロアカウントでサインインしている必要があります。
図5. 「・・・lをクリックして「設定」をクリックする(①②)。「設定」画面で「設定」をクリックする(③④)。「設定の同期」画面で、同期の設定を「オン」にする(⑤⑥)。

読み取りビューでコンテンツだけを表示

 「読み取りビュー」は、広告やメニューボタンなどが非表示になるので、中身だけをしっかり読みたいというときに力を発揮します。特にウィンドウズ ダブレットにお薦めの機能です。ただし、読み取りビューを利用するには、Webサイト側が対応している必要があります。
個別の記事では対応が進んでいるサイトもあります。
●日本経済新聞(http://www.nikkei.com/)
 読み取りビュー対応の記事が多い
●朝日新聞(http://www.asahi.com/)
 一部の記事は読み取りビューに対応する
●毎日新聞(http://mainichi.jp/)
 一部の記事は読み取りビューに対応する
●グーグルニュース(https://news.google.co.jp/)
 個別の記事の状況は各サイトの設定に準じる
●Yahoo!ニュース(http://news.yahoo.co.jp/)
 読み取りビューに対応の記事が多い
図6. 「読み取りビュー」ボタンは、読み取りビューに対応していないページでは、「無効」になっている。「読み取りビュー」をクリックする()。読みやすいページに変わります()。
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 本ページは、次の書庫を参照しました。
  日経PC21 発行 日経BP社 2015年9月号(P36-P39) 2015年12月号(P27-P30)  
                2016年6月号(P102-P105) 2016年7月号(P98-P101)
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