パソコン三昧 やさしい講座 〜第90回 USBメモリで、便利な小道具を持ち歩く〜

USBメモリで、便利な小道具を持ち歩く

クリックボードのデータを複数保存する

 Windowsのクリックボードは、最後にコピーしたデータを1つしか蓄えられない、クリックボードの機能拡張ソフト「Clibor」を使うと、クリップボードにコピーしたデータを多数保持でき、必要なものを貼り付けることができる。事前に登録した定型文も貼り付けることができる。

Cliborのインストール

 ウェブサイトから ZIP形式ファイルをダウンロードし、解凍したフォルダをUSBメモリにコピーする。

●クリボーの配布先

ソフト名 clibor
配布先 http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/util/
se472890.html
作者 Amuns氏 OS 8/7/Vista/XP

●ダウンロード&解凍してUSBメモリにコピーする

図1.上記の配布先のURLをクリックすると、下記ページが表示されるので、「今すぐダウンロード」をクリックする(@)。
図2.ダウンロードしたファイルを解凍する(@A)。解凍したフォルダをUSBメモリ内のフォルダにコピーする(B)。
これでインストールは終わりです。
図3.USBメモリのコピーしたフォルダを開くと(@A)、同じフォルダがあり、そのフォルダを開くと(B)、1つフォルダと4つのファイルが生成されている(C)。
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Cliborの起動と保存したデータの開き方

 USBメモリにコピーしたフォルダ内実行形式ファイルをダブルクリックすると、「Clibor」のアイコンがタスクトレイに表示される。これで、Windowsのクリップボードのデータが自動的に「Clibor」に保存されていく。
 「Clibor」に保存されたデータを開くには、タスクトレイにある「Clibor」アイコンをクリックする。
図4.USBメモリ内の実行形式ファイルをダブルクリックすると(@)、タスクトレイに「Clibor」のアイコンが表示される。
Windows7の場合は、一度タスクトリにある「▲」ボタンをクリックすると表示される(AB)。Vistaは、直接タスクトレイに表示される(C)。この状態で、Windowsのクリップボードのデータが次々と「Clibor」に保存されていく。
図5.「Clibor」に保存されたデータを開くには、タスクトレイにある「Clibor」アイコンをクリックすると表示される(@A)。
図6.Windowsのクリックボードのデータを次々に保存していく様子を見る。
ある文章をコピーする(@)。「Clibor」を開くと保存されている(A)。続いて、ほかの文章をコピーする(B)。確かに保存されている(C)。
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保存したデータの貼り付け方

 保存したデータの貼り付け型は、まず、タスクトレイにある「Clibor」のアイコンをクリックして、保存したデータを表示させる。その中から貼り付けたいものをクリックする。この操作で、Windowsのクリックボードにコピーされる。後は、貼り付けたい場所を選択して、「貼り付け」を実行するだけです。
図7.例えば、次の文章をコピーしたとします。(@A)。
図8.タスクトレイの「clibor」アイコンをクリックして保存したデータを表示して(@)、貼り付けたいものをクリックする(A)。
例えば、ワードに貼り付ける場合は、貼り付ける場所を指定して、「貼り付け」ボタンをクリックする(BC)。
これで完了です。
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定型文に登録の仕方

 このソフトは定型文の登録にも対応している。住所やよ使う挨拶文などを登録しておくと便利です。
図9.「Clibor」のアイコンを右クリックして(@)、「定型文の編集」をクリックする(A)。
図10.「定型文の編集」画面で、「新規登録」をクリックする(@)。
図12.「編集」画面で、登録したい文面を入力して、「登録」をクリックする(@A)。
図13.「定型文の編集」画面に戻るので、「▼」ボタンで、「グループ」を選択して、「編集完了」をクリックする(@A)。「注意」画面がでるので「OK」をクリックする(B)。
これで、定型文の追加ができました。
図14.定型文を貼り付ける場合は、「Clibor」のアイコンをクリックして(@)、登録した画面が表示されたら、「定型文」を選択する(A)。そして、貼り付けたいものをクリックする(B)。あとは、貼り付けたい場所を選択して、「貼り付け」ボタンを操作する。
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Cliborの終了の仕方

 タスクトレイにある「Clibor」のアイコンを右クリックして、表示されたメニュから「終了」をクリックする。
図15.「Clibor」のアイコンを右クリックして(@)、「終了」をクリックする(A)。
             
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このページは、下記の書庫を参照しました。
 パソコン雑誌「日経PC21」 発行 日経BP社(2012.9 P55)

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